専門的な知識と実践力、豊かな教養を兼ね備えた「食」のスペシャリストを育成します。
また、地域と連携した食に関する多様な学外活動を行い、食に関わることの楽しさ、厳しさを実践的に学びます。
管理栄養士国家試験合格に向け、豊富な対策講座を実施し万全のサポートを行います。
ヒトは摂取した食物を消化管内で消化し、その過程で生じた栄養素を吸収します。基礎栄養学実験では、栄養の代謝と栄養状態判断についての実験を行い、栄養学に対する理解を深めます。自ら被験者となり、体液を用いて関連成分の測定を行うことに加え、動物実験を通じて栄養現象を把握します。
乳幼児期から高齢期まで各ライフステージ別の特徴を把握し、どのような栄養管理が必要かを献立作成や調理実習を通して学びます。離乳食や塩分制限食の工夫など調理の奥深さを実感するとともに、アスリート向けの食事メニューの献立などスポーツ栄養の知識も深まる授業です。
学生たちが和歌山県湯浅町の湯浅醤油や金山寺みそ、しらす、柑橘類など、特産の食材をたっぷり使ったレシピを3年間で50種類考案。試作を重ねたレシピをレシピ本「和歌山湯浅のおもてなし」として2018年3月に発行し、同年8月に学生から湯浅町長に贈呈しました。
堺市の老舗漬物屋である堺共同漬物と本学が共同して、若者にも食べてもらえる漬物レシピの開発を行っています。減塩志向が若者の漬物離れを加速させ、漬物の消費量は減少する一方。学生が作ったレシピの試作会を、堺共同漬物の店舗内で行うなどして、精力的に課題解決に向け活動しています。