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「ローリングストック非常食品を使った親子クッキング」で食クリエイトコース生が大活躍!2018年3月9日

2018年3月4日(日)、堺西文化会館ウェスティのクッキングルームにおいて、堺市西区在住・在学の小学生とその保護者を対象とした「ローリングストック非常食品を使った親子クッキング」が開催されました。

‘ローリングストック’とは、防災のための非常食品を備蓄し、消費期限が近づいたらその非常食品を消費し、新しい食品をストックしなおす備蓄方法のことです。非常食品の代表であるカンパンやアルファ化米(ドライライス)はそのままでは食べづらいことから非常食品を食べずに廃棄したり、家庭での再購入につながらなかったりするのがローリングストックの弱点です。

その弱点を克服し、家庭での非常食品の備蓄を推進するために、昨年10月、本学が開催したレシピコンテストで、非常食品を使った簡単で美味しいレシピを人間生活学科食クリエイトコースの学生たちが考案しました。親子クッキングでは、その内の4種類を使って23名の親子が調理を行い、同コースの学生3名が大阪ガスクッキングスクールのインストラクターと並んで、子どもたちの調理を手伝いました。

学生たちは、生クリームの泡立て方のコツやピーマンの切り方、アルファ化米をお湯でふやかす時間などを子どもたちに教え、保護者にはレシピを考案したきっかけなどを話しながら、手際よく笑顔で調理を手伝いました。

自分たちが考案したレシピが社会に役立つ現場に立ち会った学生たちは、「大変だったけれど、勉強になりました」「子どもたちが楽しそうに料理をするのを見て嬉しかった」「親御さんに、若いのに教えるのが上手ね、と言われてとても嬉しかった」と感想を述べていました。参加者からは、「親子でできるのがいい」「カンパンでティラミスが作れるという発想がすごい」と喜んでもらえました。

ローリングストック推進事業は、本学が包括連携協定を締結している堺市西区の区民評議会および教育・健全育成会議の答申・提言に基づき、本学と大阪ガス株式会社が堺市西区より依頼を受け、産官学連携で1年間かけて行われました。レシピコンテスト、親子クッキングに続き、現在、レシピ冊子を作成中です。発行は今春を予定し、堺市の各区役所等に配架される予定です。

 

*メニュー:

・チキンライス〔非常食品:アルファ化米、若どりの塩焼き缶〕

・さばと豆腐の和風ハンバーグ〔非常食品:さばのみそ煮缶、ひじき〕

・ティラミス〔非常食品:カンパン〕

・ちくわPizza〔非常食品:ツナ缶、コーン缶〕

*親子クッキングで活躍した学生たち:

高良慶(人間生活学科食クリエイトコース1年)

玉木好(人間生活学科食クリエイトコース1年)

徳永美空(人間生活学科食クリエイトコース1年)

*人間生活学科食クリエイトコース指導教員:

中井久美子教授

氏家真梨助教

ローリングストック非常食品を使った親子クッキング

 

人間生活学科

学術情報・地域連携センター


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