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羽衣国際大学

今日の出来事

HAGOROMO TODAY

第13回わかやまサテライト市民講座開催中です2017年12月6日

〈第1講座〉
2017年11月24日、塚元葉子教授(人間生活学部食物栄養学科)による「味覚の解剖生理学」が、開講されました。
前半は、解剖生理学の基礎として、人間の味覚(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)を感じる舌の受容器(味らい)の構造について、さらに、味覚をはじめとする多様な感覚受容器が脳に情報を伝え、美味しさを感じるまでの流れ(味覚→風味→味わう)について講義がありました。後半は、分子生物学の発達によって最近明らかにされた、パンダ・ネコ・イルカ・ニホンザル等の動物の味覚受容体の進化について説明がありました。また、自分の「味覚受容体」の存在を感じるギムネマ茶を使った実験では、「お茶を飲む前と、飲んだ後では甘味が全然違う」「感覚が全くない」等の意見がほとんどで、味覚の不思議ワールドを体験していただきました。当日は和歌山放送(WBS)の取材があり、講座の様子がその日の夕方5チャンDOのニュースで紹介されました。

〈第2講座〉
2017年11月29日、梶原佳子教授(人間生活学部人間生活学科)による「笑いとこころの健康」が、開講されました。
前半は、笑いの医学的効果・笑いの分類・笑いの共感など、健康的な生活に欠かせない笑いについて講義がありました。
後半最初は、言葉を使わずゼスチャーで、自分の誕生日を説明し誕生日ごとに並んだあと、4人一組のグループに分かれ、自己紹介を交えアクティブリスニングの実践を体験しました。
最後は、2人1組でお互い「聞き手」「話し手」に徹し、他人との関係を気づく近道でもある「共感」の大切さを体験しました。受講者からは、「こんなに笑ったのは久しぶりや」「今日はゆっくり寝れるわ」「これから自分の笑顔に気を付けます」と言う声があがっていました。

 

#これからの「第13回わかやまサテライト市民講座
〈第3講座〉「画が語る、映像が生み出す画像」

講 師:内田 知巳(現代社会学部 放送・メディア映像学科助教)
日 時:12月14日(木)

〈第4講座〉「スポーツ・バドミントン ~日本代表、世界大会躍進の秘密とバドミントン界の現状」

講 師:喜多 努(現代社会学部 現代社会学科准教授)
日 時:12月20日(水)
羽衣国際大学 わかやまサテライト


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