羽衣TODAY

シマノ「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」解説動画を学生が制作



こんな自転車欲しかってん!コンテスト」(シマノ・サイクル開発センター主催、堺市ほか後援)は、日常生活や社会の課題を解決する新しい自転車のアイデアを小中学生が考える創造型コンテストです。企画づくりに挑戦する子どもたちをサポートするため、羽衣国際大学ドキュメンタリー研究会の学生たちが、コンテストの内容や応募方法を分かりやすく伝える解説動画を制作しました。

シマノ自転車博物館の櫻井さんに館内を案内してもらいました

制作にあたり、学生たちは2025年7月から11月にかけてシマノ自転車博物館で、審査委員長を務める神戸大学の田中伸(のぼる)先生や学芸員の方々と計4回の打ち合わせを実施。コンテストの趣旨や子どもたちがつまずきやすいポイントを検討し、伝わりやすい構成を練り上げました。

シマノ自転車博物館て行われた打ち合わせの様子

学生たちの発案により、牛・アライグマ・うさぎのぬいぐるみが登場する人形劇形式を採用し、親しみやすく楽しく学べる動画を目指しました。11月に台本を完成させ、12月に撮影・収録、1月に編集、2月に音声収録を行い、段階的に作品を仕上げました。

みんなで話し合いながら企画シートを作成

特に時間を要したのは台本づくりです。3匹のキャラクターそれぞれに個性を与え、自然な会話の中で企画づくりの考え方が理解できるストーリーを構築しました。撮影では、クロマキー用ボディースーツを着用して人形を操作する担当と、アフレコを行う担当に分かれて収録を実施しました。
さらに、先生役のフクロウのキャラクターは、北波英幸先生のイラストをもとにAIでビジュアル化し、モーションキャプチャーによって3Dモデルに動きを加えました。

スタジオで企画シートの撮影

クロマキースーツを使った撮影の様子

人形の動きに合わせてアテレコを収録

また、小中学生にとって最大の難関となる「企画シート」の作成にも学生たちは取り組みました。3種類のオリジナル企画シートをもとに動画を構成し、シマノ側からいただいた助言を反映させながら、応募者の発想を引き出す内容へと改良を重ねました。

動画編集の様子

特に、アイデアを分かりやすいイラストとして表現する工程は難しかったですが、その経験を通じて、過去の入選作品に込められた子どもたちの創造力の高さを改めて実感する機会にもなりました。

監修の田中先生のインタビュー収録

本動画は、2026年のコンテスト開催に先立ち、シマノ自転車博物館のWebサイトなどで4月頃に公開される予定です。学生たちの創意工夫が詰まった本作品が、未来の発明家たちの新たな一歩を後押しすることを期待しています。

ナレーションと声の収録を終えて

【ダイジェスト版】チャレンジ!「こんな自転車欲しかってん!コンテスト」

※本編はコンテストの応募時期に合わせて4月頃、公開される予定です。

■制作スタッフ
・制作学生(羽衣国際大学 ドキュメンタリー研究会・放送・メディア映像学科)
 出川 遥加(3年)…制作進行、ナレーション、企画シート作成、撮影収録、音響効果
 橋田 瑞季(2年)…声の出演(あら)、企画シート作成、撮影収録
 濵瀬 虹海(2年)…企画シート作成、撮影収録
 米里 怜央菜(2年)…企画、台本制作、人形操作、モーションアクター、撮影収録
 新垣 友規(2年)…企画、台本制作
 田淵 実優(1年)…声の出演(うさ)、企画シート作成、人形操作、編集、撮影収録、音響効果
 今村 まどか(1年)…声の出演(うし)、企画シート作成、編集、撮影収録、音響効果
※いずれも学年は制作当時

・制作指導(羽衣国際大学 放送・メディア映像学科)
 早岡 英介先生…制作統括、編集
 北波 英幸先生…台本校正、声の出演(ふくろう先生)

・出演・監修
 コンテスト審査委員長
 田中 伸(神戸大学 大学院 人間発達環境学研究科)

・制作協力・監修
 有限会社 ダブル・ワークス
 公益財団法人 シマノ・サイクル開発センター
 シマノ自転車博物館