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HAGOROMO TODAY

わかやまサテライト 「第14回市民講座」へのご参加ありがとうございました2018年6月28日

羽衣国際大学わかやまサテライトでの「第14回市民講座」が終了いたしました。本学の4学科4教員による全4講座が開講され、和歌山市を中心にたくさんの方にご参加いただきました。

【開講し終えた講座を振り返る】

〈第1講座と第2講座についてはこちらから〉

〈第3講座〉
開催日:2018年6月15日(金)
テーマ:「仕事と両立支援―進歩する医学に社会はどうする?」
講 師:池田 玲子教授(現代社会学部 現代社会学科)

まず、和歌山県はがんの死亡率が高く、県は今年度から「がん対策推進計画」を行い、患者が安心かつ納得できる治療や支援を受け、病気と向き合いながら社会生活を続けていくことができる地域社会を実現する取り組みが始まることや、和歌山県に多いがんの種類や、罹患数と死亡数などのデータの説明がありました。日本は人口比におけるがんの死亡率が高い国であり、企業にとって人材損失リスクは大きな問題であること。患者が増加する一方、がん=死ではない。医療技術の向上で早期発見、早期治療で生存期間が延長されている中、治療は長期戦であり、いきていればこそ、収入は必要不可欠であること。がんになってもQOL(生活の質)の向上を高めていくには、患者力(病院、医療スタッフ、情報を上手に利用する力)を高めて、孤立しないでサポートを得る力を持つことや、サポーターサポート(直接支援している人を支援する)例えば、家族や患者社員を支える同僚や直属の上司などを支援することが重要だと。がんになっても自分らしく、生活を不幸にしないように生きていくことについて、受講者の皆さんと一緒に考えることができた講義でした。

〈第4講座〉
開催日:2018年6月25日(月)
テーマ:「コツコツ貯筋を増やす食事」
講 師:片山 真子講師(人間生活学部 食物栄養学科)

健康で自立した日常生活を送れる「健康寿命」を延ばすための、運動・栄養・休養について、受講者自身で計算したBMIや必要推定エネルギーを基に、講義が進められました。

サルコぺニア(加齢による筋肉量の低下)の簡単チェックでは、指輪っかで自分のふくらはぎを掴み、筋力低下具合を確認しました。また、元気に生活するために必要なエネルギーについて、普段の食事から得られる五大栄養素の働きと、多く含まれる食品をクイズ形式で受講者の皆さんと一緒に考え、自分に合ったバランスのとれた食事について確認しました。受講者の皆さんからは、「わかりやすく理解できた」「毎日の食事のヒントをいただきました」「ぜひ、また講演お願いします」等の声があがっていました

わかやまサテライトの市民講座にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
平成30年度(後期)第15回市民講座は、平成30年11月中旬~12月下旬開講を予定しています。詳細については、10月初旬HPに掲出させていただきます。

きみの可能性を、見逃さない。
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