羽衣TODAY

ODA出前講座をオンラインで実施しました。



2026年1月14日(水)1限目の「海外研修論」に外務省国際協力局政策課の金子さわ氏を講師としてお招きし、ODA出前講座をオンラインで実施しました。「日本の開発協力」をテーマに、開発協力の概要や具体的なODA支援事例と成果、日本の開発協力の意義などについてご講義いただきました。

金子氏は、在カナダ日本大使館や大洋州課、アフリカ第二課等での勤務を経て、現在は外務省 国際協力局 政策課において、ODAに関する業務や広報等に携わっているそうです。

講座は事前クイズの答え合わせからスタート。クイズを通して、学生たちはODAに対する基本的なイメージをつかみ、関心を深めることができました。

続いて、日本の開発協力の歴史と背景について解説がありました。さらに、日本の開発協力の実績や特徴、成果について、インド、カンボジア、モーリタニア、パプアニューギニアなどの具体的な事例を交えて説明頂きました。

金子氏は、「ODAは、豊かな国が貧しい国に一方的に支援するものではなく、日本と海外が互いに助け合うことは日本のためにもなる」と述べ、ODAが諸外国との友好関係・信頼関係の構築に大きく貢献してきたことが伝えられました。

その後のグループワークでは、「あなたがODA担当者ならどんな支援をする?―はごろも共和国―」をテーマに議論しました。面積、人口、気候、産業などの条件が設定された架空の国「はごろも共和国」を想定し、学生たちは現地の課題や人々の困りごとを考えながら、どの課題を優先すべきか、また円借款・無償資金協力・技術協力といったどの支援方法を用いるべきかについて、活発に意見を交わしました。

最後の質疑応答では、事前に寄せられた質問への回答に加え、金子氏が外務省に入省したきっかけなどについてもお話しいただきました。金子氏は学生に向けて、「開発協力は誰でも参加できる、とても身近な取組みです」と伝え、学生一人ひとりが主体的にODAや国際協力に関わることへの期待を述べられました。

授業後のアンケートでは、
「今まで知らなかったODAの仕組みや支援方法を知ることができた」
「ODAについて学び、日本が他国を支援していることを知り、すごいと思った」
「日本がどのように他国を支援しているかを知り、国際協力の大切さを感じた」
「国際協力は無償だけだと思っていたが、そうではないことが分かった」
「これまであまり関心がなかったが、関心を持つことができた」
など、多くの前向きな感想が寄せられました。

金子様、このたびはご多忙の中、ご登壇いただき誠にありがとうございました。