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日本国際観光学会 学生動画コンクールで「アトラクティブ・アワード」受賞



現代社会学科の貝岐 好香(かいはみ このか)さん(古谷昌重ゼミ所属)が、第29回日本国際観光学会全国大会における学生動画コンクールで「アトラクティブ・アワード」を受賞しました。

本コンクールは、学生が指導教員のもとで観光学に関する研究発表や観光の未来に関する提言などをテーマとした動画コンテンツを制作し、学会の全国大会で発表した後、審査・投票によって評価が行われるものです。「アトラクティブ・アワード」は、観光の魅力を最も効果的に発信した動画に贈られる賞です。

貝岐さんは、卒業研究のテーマである「紀南地域のインバウンド活性化に向けた課題と解決策」をもとに、本動画の制作に取り組みました。現在、インバウンド観光は全国的に堅調に推移している一方で、観光客の地方分散が進んでいないという長年の課題を抱えています。貝岐さんは、関西地方の中でも京都や大阪に集中する観光客の流れを分散させるという視点から、和歌山県の紀南地域に着目し、詳細な分析と考察を行いました。その成果を動画としてまとめた点が高く評価され、今回の受賞につながりました。