9月27日(土)に、食物栄養学科2年生 フードデザイン・食育コースの学生たちが「味噌」 を仕込みました。
昨年度は米味噌と麦味噌でしたが、 今年度はさらに豆味噌も加えて3種類。 3班にわかれて丹精込めて仕込みました。
味噌の材料は大豆と塩と麹です。麹とは、米や麦、 大豆にコウジカビを増殖させたものですが、どの麹を使うかで、 出来上がる味噌が「米味噌」、「麦味噌」、「豆味噌」 に分かれるのです。
前の晩に水に浸した大豆を圧力鍋で一気に蒸煮し、 まだ熱いうちに豆の形がなくなるまで手で潰します。 これに麹と塩を合わせ、よく混ぜたら、丸い味噌玉をつくります。 これを樽の中に投げ込んで空気を抜き、 重しと蓋をしたら仕込み完成。みんなとても真剣、 かつ楽しそうに力を発揮してくれました。
これから寒くなる季節の中で、 樽の中ではコウジカビが大豆のデンプンやタンパク質を分解し甘く 美味しく変えてくれます。さらに、 乳酸菌や酵母も加わって爽やかな酸味と香りを生み出してくれるで しょう。
後期の授業が終わったころに米味噌と麦味噌と豆味噌の味比べをし ます。完成したらどんな味噌料理をつくろうか、 各班でじっくり考え中です。