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大学コンソーシアム大阪主催の単位互換センター科目「関空・泉州・南大阪地域学」『関空合宿』を開講しました。



記念撮影

2025年9月2日~4日の3日間、本学が幹事校を務める「関空・泉州・南大阪地域学」(通称:関空合宿)をSORA RINKU にて開講し、11大学から52名の学生が参加しました。参加大学の状況は次のとおりです。近畿大学23名、静岡大学8名、大阪商業大学8名、羽衣国際大学3名、大阪公立大学3名、静岡産業大学2名、追手門学院大学1名、摂南大学1名、阪南大学1名、常葉大学1名、龍谷大学1名となっています。

【1日目】
・オリエンテーション
〔開講挨拶、講座の概要説明、講師紹介〕
・企業からのレクチャー
 〔関西エアポート株式会社、一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューロー、株式会社南
海リサーチ&アクト〕
「関空・泉州・南大阪地域学」では、普段はそれぞれ異なる大学で学ぶ学生たちがグループに分かれ、共通の目的に向かって与えられたミッションに応えるために、フィールドワークを行いながらグループごとに提案をまとめ、関空に関連する企業や団体などに対してプレゼンテーションを行う合宿形式で運営されます。

・講義1「グループワークの手法を学ぶ」

・講義2「フィールドワークのポイント」

・講義3「論拠を示す」

・講義4「企画書の作成方法について」

・講義5「プレゼンテーション講座」

【2日目】
・中間プレゼンテーション発表会
初日に提示されたミッションに対する提案内容としては、SNSの運用改善で認知度アップの基盤づくりを提案するグループ、愛や絆といったテーマでまとめ言語や文化を超えて誰にでも理解される普遍的な価値で訴えるグループ、岸和田だんじり祭以外にも盛り上げるために、岸和田ブランド専門店の出店やイートン、食べ歩きなど岸和田の名産物を気軽に楽しめるように提案するグループ、アメリカ人観光客のほとんどが成田国際空港を発着利用しているため関西国際空港へアメリカ人を呼びこみ半日の体験ツアーを企画するグループ、多言語パンフレットやホテル・駅での情報提供、インフルエンサーやアウトレットでのPR、そして新たに体験型施設の北前船レストランの建設を提案するグループ、寄り道観光として岸和田城周辺に欧米人を呼び込むためのアイデアを提案するグループ、茅渟神社を大鳥大社と比較し、SNS運営の改善策を提案するグループなど、多様な視点から関空・泉州・南大阪を盛り上げるための提言が行われました。

【3日目】
・最終プレゼンテーション発表会
2025年度は「人とふれあい、地域とつながる関空・泉州・南大阪 ~ また訪れたくなるファンづくり」をミッションとして、各グループは関空を利用する外国人旅行者(インバウンド)や地域住民などにインタビューを行ったり、泉州地域の観光についてのデータを調べたりしながら、グループ内で討議と資料作成を行い、最終日にプレゼンテーション形式で方策を提案しました。

全体講評 ・ 審査結果発表

最終プレゼンテーションの結果は以下の通りです。
【南海賞】
チーム名:Change 8
テーマ:「岸和田半日ツアー」
【泉州賞】
チーム名:グルキシ!!
テーマ:「岸和田市内にインバウンドを取り込むには」
【関空賞】
チーム名:ちきりくん
テーマ:「集めて繫げる観光戦略:SNS運用改善コレクターズアイテムの形成」

【最優秀賞】
チーム名:F(エフワン)
テーマ:「SNS活用による地域資源の発信」

【敢闘賞】
① チーム名:Aと金髪
テーマ:「インバウンド客の泉佐野市へ集客拡大」
② チーム名:笑♡止♡千♡万
テーマ:「ときめく泉南」
③ チーム名:ㇾぺゼン岸和田城
テーマ:「岸和田城周辺の欧米外国人向けの寄り道したくなるまちづくり」

閉会挨拶

最後に、中川 恵学長より閉会のお言葉をいただき、本年度の関空合宿は幕を閉じました。関西エアポート株式会社、一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューロー、株式会社南海リサーチ&アクト、講師としてご参加いただいた日向 浩幸先生(羽衣国際大学)、細川 比呂志先生(大阪観光大学)、近藤 祐二先生(大阪商業大学)、3日間にわたりご指導いただき誠にありがとうございました。

記念撮影