羽衣TODAY

「いろんなことばで絵本を楽しもう」 堺市西図書館×羽衣国際大学



2025年9月15日(月・祝)、堺市西図書館で開催された「いろんなことばで絵本を楽しもう」で、本学の学生がベンガル語と英語の絵本の読み聞かせを行いました。この取組は、さまざまな国の絵本を、原語と日本語で読み聞かせをしながら文化の紹介も行い、子どもたちに外国への関心を高め、理解を深めることを目的としています。

  

今回は、ベンガル語と英語の絵本の紹介を行いました。

バングラデシュからの留学生、ホルハド エム ディアジャハルル イスラムさん(放送・メディア映像学科2年)は、バングラデシュについての資料をパワーポイントで作成し、バングラデシュの景色が散りばめられたYouTube動画などを準備しました。発表ではバングラデシュがどこにあるのか、バングラデシュの国旗の意味、私たちに馴染のあるTシャツやセーターの生産が世界1位であること、ベンガルトラが住む森があること、600キロの海岸があることなど、さまざまな特徴を紹介してくれました。また、お祭りや食べ物についても詳しく語ってくれました。

 

参加してくれた人たちは、興味深くホルハドさんの話に聞き入っていました。

 

読み聞かせの絵本は、『おやすみゴリラくん』と『はらぺこあおむし』です。
まず、西図書館の方が日本語で、その後英語、ベンガル語と1ページずつ読んでいきました。

 

英語の絵本は、武田花凛さん(人間生活学科1年)が読み聞かせをしました。小さい頃から英語を学んでおり、2週間前に海外研修から帰国していて、なめらかな英語でやさしく絵本を読むと、子どもたちも大人たちも思わず聞き入っていました。

  

最後の質問コーナーで、日本の食べ物で何が一番すきですかと聞かれたホルハドさんは、「たこ焼き」と答えると、会場は笑いに包まれました。また、日本に来て一番大変だったことについては、日本語の勉強が大変だったが、コンビニのアルバイトで会話することで克服できたと話していました。英語はどうやって勉強したの、将来は何になるのといった質問も次々と受け、学生たちは一つ一つの質問に答えていました。

 

【参加学生】

・ホルハド エム ディアジャハルル イスラム さん (放送・メディア映像学科2年) バングラデシュ

・武田花凛 さん (人間生活学科1年)