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羽衣国際大学

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HAGOROMO TODAY

本学の留学生と羽衣学園高等学校2年生との異文化交流会を開催しました2018年6月15日


※インドネシアの紹介をする(左)ランディ デヴィ ラハマユダさん、(右)ヴィナ ラマダーニさん

2018年6月13日(水)、羽衣学園高等学校進学コース2年生212名と本学留学生17名による異文化交流会を開催しました。

まず始めに、本学の教員である栖原 有真人国際交流委員長から「羽衣国際大学には200人以上の留学生が在籍しているので、いろんな国の文化や考え方に触れる機会があります。タイ語やベトナム語など英語以外の言葉を学内で学べるし、海外留学にだって行ける。今日の異文化交流会が楽しかったら、いつでも羽衣国際大学に遊びに来て下さいね。」と高校生の皆さんにメッセージが送られました。

挨拶の後は、留学生たちが伝統衣装を身につけ、「料理」「学生生活」「いま流行っているもの」などについて文化紹介を行い、写真や映像を使いながら詳しい説明をしてくれました。

  

【本場のベトナムコーヒーを試飲】
コーヒーの輸出国第1位がブラジルで、第2位はなんとベトナム。そんな、世界のコーヒーを支えているベトナムでは、コーヒーに練乳(コンデンスミルク)を加えて飲むのが一般的なスタイルになっています。
そこで、ベトナム出身の留学生が実演しながら作ったベトナムコーヒーを試飲してもらうことに。実際にコーヒーを飲んだ高校生からは「おっ!甘くておいしいっ!」とコメントを頂きました。

  

【韓国式のお誕生日の祝い方を体験】
高学歴社会の韓国には、学校に残って勉強をする「夜間自律学習」という学び方があります。なんと、23時まで高校に残って勉強する学生もいるんだとか。こんなに勉強するのは、日本の「センター試験」にあたる「大学修学能力試験(スヌン)」で良い点数をとり志望大学にいくため。韓国の学生にとっては「スヌン」が将来を決めるといっても過言ではありません。これだけ勉強のプレッシャーが重くのしかかる学生生活には息抜きも必要。例えば、友達が誕生日のときは、朝の授業が始まる前に用意しておいたケーキやプレゼントで盛大にお祝することで、メリハリのある学生生活を送っています。

異文化交流会では、来年に大学受験を控える高校生たちに少しでもホッとできる時間を与えたいと、今月誕生日の高校生をサプライズでお祝い。チョコパイとポッキーを誕生日ケーキに見立ててプレゼント。ケーキを受け取った高校生からは大きな笑顔をいただきました。

  

留学生7チームからそれぞれの文化紹介が終わった後は、高校生から「なぜ日本に留学することを決めたのですか?」と質問があがり、留学生たちから「日本で観光を学びたくて留学を決めました」「父親の会社を継ぐこともできたけど、それは嫌だった。日本で経営を学び自分の会社を設立して父親に認めてもらいたい」「韓国での受験がうまくいかなかった。日本でいま再チャレンジしている」など、それぞれが置かれている環境や想いを語ってくれました。

 

質疑応答のあとは、スポーツホールに移動し、クラスごとに留学生と記念撮影を撮影したり、ドッジボールなどの遊びを通じて交流を深めました。

 

世界にはいろんな考え方や価値観があります。そして、世界中の人々がいまもどこかで沢山チャレンジをしていて、まだ見たことのない自分と出会おうとしています。
高校生の皆さんは可能性の塊。いろんな生き方に触れて、自分の将来をじっくり考えてみてください。これから進路選びをする皆さんに何かいいヒントをつかんでいただければ羽衣国際大学としてとても嬉しく思います。


【参加した留学生】

(以下、文化紹介発表順)

<台湾>
洪 瑋鈿(現代社会学科2年生)
胡 怡珮(現代社会学科1年生)

<ミャンマー>
THAW TAR AUNG(現代社会学科1年生)

<インドネシア>
RANDI DWI RAHMAYUDA(人間生活学科1年生)
VINA RAMADHANI(現代社会学科1年生)

<ベトナム>
DANG THI THUY HANG(現代社会学科2年生)
NGUYEN HOANG NAM(現代社会学科3年生)
TRAN THI HOA(現代社会学科1年生)
VO THI MY LIN(現代社会学科2年生)

<中国>
楊 依(現代社会学科3年生)
張 聖(現代社会学科2年生)
唐 倫(現代社会学科2年生)

<マレーシア>
ABDUL HADI ABDUL HAR(現代社会学科1年生)

<韓国>
呉 宗勲(現代社会学科3年生)
李 根名(現代社会学科3年生)
姜 智熙(現代社会学科1年生)
金 才煥(現代社会学科3年生)

きみの可能性を、見逃さない。
羽衣国際大学


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