羽衣TODAY

海外研修論の授業で本学留学生が母国を紹介しました



「海外研修論」の授業において、本学に在籍する9名の留学生が、自らの母国について発表を行いました。多様な文化背景を持つ留学生たちが、それぞれの視点から祖国の地理や歴史、文化、言語、食、宗教などを紹介し、受講した学生たちは海外への理解と関心を深める貴重な機会となりました。

放送・メディア映像学科 映像コンテンツコース4年のネパール出身、LAMA RUPESHさんは、ネパールの自然環境や宗教的多様性について丁寧に解説。最後にはクイズ形式で会場を盛り上げ、楽しい雰囲気の中で知識を深める工夫が光りました。

放送・メディア映像学科 情報システムコース3年のウズベキスタン出身、IMOMOV SHAKHZODさんは、ウズベキスタンの地理や食文化を紹介。加えて、日本とウズベキスタンの関係性についての映像資料を用い、両国のつながりを再認識させてくれる発表でした。

現代社会学科 国際英語コース2年のインドネシア出身、ANGEL NAOMI SAGALAさんは、インドネシアの言語的多様性や民族衣装などを紹介。特に、日本との人口構成の違いを比較しながらの解説が印象的で、日本とは異なる社会構造を学ぶ貴重な内容となりました。

現代社会学科 経済・経営コース2年のミャンマー出身、KYAW SWAR WINさんは、国全体だけでなく各州の特徴や民族ごとの文化にまで踏み込み、チン州の女性の顔のタトゥーやカヤー州の首輪文化など、深い文化的背景を伝えてくれました。

 

現代社会学科 経済・経営コース4年の中国出身、張 依蓓さんは、中国の伝統衣装「漢服」を身にまとって登壇。上海の観光名所「豫園」や蘇州刺繍を紹介したほか、自身で手作りした伝統髪飾り「英山纏花」を披露。また、中国の伝統楽器「古琴」の生演奏を友人の宋 華峰さんが行い、学生たちは中国文化を五感で感じる時間を楽しみました。

さらに、ベトナム出身の4名の留学生

現代社会学科 観光コース2年 DANG THI THU HUONGさん

放送・メディア映像学科 放送・メディアコース2年 HUYNH THI KIM SENさん

放送・メディア映像学科 情報システムコース4年 NGUYEN TRUONG GIANGさん

現代社会学科 経済・経営コース4年 VO THI THUY HANGさん

がそれぞれ、ベトナムの地理、料理、伝統衣装、観光名所など幅広いテーマで発表を行い、聴講した日本人学生たちからは「ベトナムに行ってみたい」「フォーを食べてみたい」といった声が多数あがりました。

本学では、全学生の2割以上を外国籍留学生が占めています。今回の発表を通じて、受講学生たちは異文化への興味・理解を一層深めることができました。日本人学生にとって海外を身近に感じる絶好の機会となり、将来の国際的な視野や交流への一歩につながることが期待されます。

発表していただいた留学生の皆様、ありがとうございました!