2025年6月20日・21日、本学現代社会学科スポーツコースに在学中の信濃明梨選手が、大阪・関西万博の北ステージにて開催された韓国パビリオンの特別イベントに出演し、テコンドー演武を披露しました。
テコンドーは、空手を源流とする韓国発祥の武道で、蹴り技を主体としたダイナミックな格闘技です。競技としては「キョルギ(組手)」と「プムセ(型)」の2種目に分かれ、オリンピック競技としても注目されています。信濃選手は小学5年生の頃よりプムセを専門とし、足技の美しさや技の正確性・力強さを競う演武スタイルに取り組んできました。
今回の演武では、競技で用いられる基本的な型に加え、アクロバティックな動きを含んだフリースタイルの要素も取り入れ、多くの来場者を魅了しました。万博という国際的な舞台での演武は大きな挑戦であり、緊張感の中でも堂々とした演技を披露。国内外からの観客の反応を直接肌で感じることができたことで、「スポーツが人を惹きつける力」を実感したといいます。
また、今回の経験を通じて、海外の来場者との交流も生まれ、テコンドーを通じた国際的なコミュニケーションの可能性にも触れることができました。信濃選手は「この貴重な機会を今後の競技活動や学びに活かしていきたい」と語っており、さらなる成長が期待されます。
今後は、8月にオーストラリア・オープン、9月に姫路市で開催される全日本学生選手権、10月には横浜市での全日本選手権と、国内外の大きな大会を控えています。
万博での経験を糧に、世界に通用するアスリートとして、そしてスポーツを学ぶ学生としての歩みをこれからも応援していきます。
〈信濃明梨選手の今後の予定〉
● 8/12〜18オーストラリアオープン
● 9/7 全日本学生選手権(姫路市)
● 10/25 全日本選手権(横浜市)