食物栄養学科フードデザイン・食育コースでは、6月16日(月)に実施された大学入門ゼミナールⅠの授業時に、1年生の学生達が職域に関係のある先輩をお招きして、仕事内容や現在、学んでいる内容が管理栄養士になる上でどのように役立つのかについてお話を伺いました。
今年度、フードデザイン・食育コースでは
名前 (活躍の場所)
西川加菜さん (飲食店)
門山珠帆さん (社員食堂)
栢森真希さん (飲食店の運営、商品開発、メニュー開発)
室谷拓さんと吉賀 純子さん(保育園)
の5名にお願いしました。
西川さんは、飲食店でスタッフとしても働きながら、業務の合間に勤めているお店のメニューを開発も一部分任されているそうです。西川さんが開発したメニューの紹介してくださいながら、メニューを考える上でのポイントや気をつけていることをお話くださいました。
門山さんは、ホテルの社員食堂で働いておられます。健康的にかつ元気に毎日働けるように多くのことを実施されています!例えば、ヘルシーメニューの提供、減塩対策で調味料の塩分量の記載をしたり、ご当地のメニューを取り入れたり、最近は、お米の価格があがっているために、お米の代わりにフォー(ベトナムの麺料理)を提供したりなどなど沢山、お話を聞かせてもらいました。
栢森さんは、大学在学中から様々なレシピコンテストにチャレンジし、数々の賞を受賞して来られました。これまでに、受賞した賞の数はなんと、100個以上!レシピを考えるこつや採用されるこつを踏まえつつ、受賞作品の一部を紹介いただきましたが、どこからそんなアイディアがわいてくるのだろう?と思うくらい、バラエティーに富んだ作品の数々でした。
室谷さんと吉賀さんは、同じ保育園のグループ会社に就職されていたとのことで、一緒に登壇いただきました。保育園での管理栄養士の仕事内容を分かりやすくお話をいただきました。子供たちの給食やおやつの準備のみならず、食育活動、地域の人々に対しての講座、さらにInstagramのリール動画の作成など様々なお仕事をされているそうです。苦労することも多いようですが、かわいい子どもの笑顔を見るとすべてふきとんでしまうそうです。
1年生たちは、目をキラキラ輝かせて先輩たちの話をとても真剣に聞いていました。シャイな学生が多く、手を上げて質問するのは恥ずかしかったようですが、管理栄養士の仕事を知るよい交流の場となりました。先輩たち、後日文章で送った質問に、すべて丁寧にお返事を返してくれました。有難うございました。