羽衣TODAY

大学のふるさと 羽衣国際大学×湯浅町 食クリエイトコース生が湯浅町をフィールドワークしました!!



2025年3月10日、人間生活学科食クリエイトコースの1年~3年生13名が湯浅町内をフィールドワークしました。

3年生は、次年度の湯浅町の特産品を使用したスイーツの商品開発のために、レモン農園、ワイナリー、伝建地区、商品コラボしたケーキショップ「カンパーニュミツムラ」さんなど、とても熱心に湯浅町内を見て回りました。

まず、「主井農園」さんのレモン畑を見学。
レモンにも数多く種類があること、皮が柔らかいレモンはそのままミカンのように手で剥いて食べることができることに驚いていました。

もぎたての、甘くてジューシーなレモンを皆で試食しました。
レモンの収穫時期や出荷などについて説明を受け、質疑応答のあと、お土産に一人ずつレモンを摘み取りました。

次に湯浅ワイナリーへ。
ワインが出来るまでの工程、現在町内にはブドウ畑がないため、他県からブドウを仕入れて製造していることなどお聞きしました。

昼休憩のあとは伝建地区へ。
昔の街並みを散策し、江戸時代から続く味噌づくりの「太田久助」さんの蔵を見学。
百五十年変わらぬ蔵で麹が熟成されていること、また全工程を機械を使わず、手仕込みで行っていることに学生たちは感動していました。

同じ伝建地区にある、こちらも江戸時代創業の醤油屋「角長」さんへ。
醤油製造発祥の地で、現在も創業当時の仕込み蔵での手づくりを続ける会社です。
「国指定重要文化財」に指定されているいい香りのする蔵の中を案内していただくと、高さ3メートルはある大きな桶の中に、仕込まれたお醤油が静かに眠っているようで、恐る恐る上から覗き込みながら醤油が生きているのを実感していました。
「角長」さんの新資料館に場所を移し、ユーモアのある楽しい説明を聞きながら、醤油がどのように製造されるのかをしっかりと学びました。

 

最後の見学先は、食クリエイトコースの先輩たちとコラボして湯浅町スイーツを商品化した「ケーキハウスカンパーニュ ミツムラ」さんへ。
オーナーの三ツ村さんからドーナツの試食をさせていただきながら、先輩たちの開発スイーツがどのようにして販売されているかを見学したり、お土産に「ミツムラ」さんのケーキなどを購入したりしました。

今回、湯浅町の街並みや湯浅町の特産品を知り、次年度の湯浅町のお土産菓子の開発へのヒントを得ることができたフィールドワークでした。