2025年2月3日(月)に「プロジェクト演習(PBL)※1」の成果報告会を開催しました。
当日はそれぞれのプロジェクトの科目協力者の方々や関係協力団体の方々にもご出席いただきました。
今回報告があったプロジェクトは以下の2つです。
【プロジェクト1:フリーペーパー作成による大学周辺の地域再発見と魅力発信プロジェクト(堺市西区、高石市羽衣エリア)】
本プロジェクトでは株式会社真生印刷株式会社と連携。
プロジェクトでは羽衣国際大学周辺地域のみどころを学生ならではの視点で取材してフリーペーパーを作って発信するという活動を行っています。「はごプロ」とネーミングされたフリーペーパーの制作は今年で4年目を迎えました。
報告会では、今回の取材の対象エリアとなった高師浜、羽衣周辺の史跡や施設、おススメの飲食店について学生たち自ら取材し感じた魅力をフリーペーパーに掲載したことが報告されました。また「はごプロ」初の試みとなる取材先飲食店とのコラボメニューが近日中に販売開始になることも発表がありました。
【プロジェクト2:堺大空襲 次世代の語り部育成事業】
本プロジェクトでは堺市市民人権局ダイバーシティ推進部人権推進課と連携。
プロジェクトは戦争体験者(ピースメッセンジャー)の高齢化により語り部活動が難しくなっている現状を踏まえ、この戦争体験者の話を直接聞いた学生が、次世代の語り部として活動することを目標とし進められました。
報告会では、ピースメッセンジャーに戦争体験を聞きに行くところから始まり、それを自分自身の言葉に落とし込んで講話資料を制作した過程、また実際に小学生の前で講話を行った際の様子や感想について報告されました。この次世代の語り部育成事業は今後は一般市民の方からも有志を公募し、活動を拡大させていくとの発表もありました。
学生たちに挑戦する場を与えていただいた、科目協力者の皆さま、地域住民や企業、団体の皆さまありがとうございました!
今後も学生が主役となり、地域の課題を皆さまと一緒に解決できるよう、プロジェクト演習を運営していきます。
※1「プロジェクト演習」の趣旨
学内外から提案されたプロジェクト達成に向けて、学生が主体的・自律/自主的に学んでいく実践型学修スタイルにより、現場で学ぶ姿勢、コミュニケーション能力、協調性、主体性、問題発見・課題解決能力を修得することで、関連する専門分野の知識・技能を高める。全学的な学位授与方針のうち、特にDP4-1「学内外の能動的学修経験をとおして、課題を発見する力、課題解決のために必要な情報を収集し分析する力、課題解決に向けた行動力を身につけている」を実現するための科目。