年明けの寒さ厳しい1月の第2週末。羽衣国際大学の学生たちは地域社会に貢献するため、赤十字社の協力のもと「献血推進イベント」を実施いたしました。なんば広場で開催されたこのイベントは、地域の皆さまに献血の重要性を伝えることを目的としています。
今回の参加者は、本学で開講されている「ボランティア論」を履修する約100名の学生を中心としたメンバーです。朝9時過ぎから会場の設営を開始し、3つのグループに分かれて献血協力の呼びかけを行いました。寒風の中、学生たちは笑顔で通行人に声をかけ続け、夕方4時過ぎまで熱心に活動しました。さらに、学生自身も積極的に献血に協力し、社会貢献を体験しました。
学生たちの声
イベント終了後、参加した学生たちからはさまざまな感想が寄せられました。
「初めて献血に協力しましたが、社会の役に立てた実感が得られました。」
「自分の声かけで献血に足を運んでくれた方がいたことがとても嬉しかったです。」
「年始早々にこのような活動に参加することで、今年1年を前向きにスタートできました。」
こうした活動を通じて、学生たちは机上の学びだけでは得られない「実践的な社会貢献」の重要性を実感しています。
献血と社会の循環
今回のイベントは、献血の重要性だけでなく、「循環」という視点で社会を見るきっかけにもなりました。現代社会では、税制や社会福祉、環境保全、そして健康維持に至るまで、あらゆる分野で持続可能な循環が求められています。献血はその象徴的な活動の一つであり、私たちの血液が医療現場で大切な役割を果たしていることを学生たち自身が深く理解できたようです。
今後の展望
本学では、こうしたボランティア活動を通じて学生が社会の課題に目を向け、主体的に行動できる人材へと成長することを目指しています。引き続き、地域や企業と連携しながら、学生たちが実践的な学びを得られる機会を提供していきます。
最後に、今回のイベントにご協力いただいた赤十字社ならびに多くの地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
羽衣国際大学 ボランティア論担当教員