2018年3月29日、映画監督の前田 哲さんにお越しいただき、「映画制作の魅力を語る」の演題で特別講演を行いました。

前田監督は、相米慎二監督のもとでオムニバスドラマ『ポッキー坂恋物語　かわいいひと』で監督デビュー後、『ドルフィンブルー　フジもういちど宙へ』（主演・松山ケンイチ）、『ブタがいた教室』（主演：妻夫木聡）、『猿ロック THE MOVIE』（主演：市原隼人）、『王様とボク』（主演・菅田将暉＆松坂桃李＆二階堂ふみ）、『旅の贈りもの　明日へ』（主演：前川清）などの作品を監督し、CMやドラマでも活躍されています。

前田監督からは、「現在、映画はどのように作られているのか」について自作を例にしながら、映画的なアイディアをどう育み、作品に取り込んでいくかをお話しいただきました。

講演中には、これまでに前田監督が制作したショートムービーやCM映像も上映していただき、参加学生にとって貴重な時間となりました。

講演では前田監督からの学生への質問などもあり、最後には、映像制作を希望する学生たちに向けて「感性を磨くためには、あらゆる事象に興味を持ち、「面白い」と感じたことを書き留めたり、周囲と共有して、自分はいったいどこがどう面白いと感じたかを突き詰めること」とアドバイスをいただきました。

今夏に新作クランクインを控え多忙な中、学生たちのためにご講演いただきありがとうございました。