羽衣TODAY

硬式野球部 冬の香川合宿2024



硬式野球部は、11/30(土)~12/1(日)冬の香川合宿を実施しました。冬の合宿をチーム全体として実施するのは、2年連続2回目となります。

11/30(土)は、授業を終えた夕方に本学を発ち、香川へ向かいました。宿泊先は、さぬき市の春日温泉。この合宿は「納会」を兼ねていますので、学生たちは一年間の努力を称え合いながら温泉に浸かり、戦いの疲れを癒しました。

12/1(日)午前の研修では、吉澤恒星先生(香川高等専門学校高松キャンパス野球部監督)の講話「野球の得意なこと 野球の苦手なこと」を拝聴しました。吉澤先生は、1997(平成9)年4月に当校へ赴任し、すぐに野球部の監督に就任。「全国高専初の甲子園出場」という目標を掲げ、28年の長きにわたりチームの指揮を執り続けています。夏の香川大会ではベスト4へ進出した実績があり、さらには香川県高校野球監督会の会長として「香川県高校選抜チーム」の監督を務めるなど、香川県高校野球の発展にも尽力されています。

講話では、はじめに「力の劣るチームが格上のチームを倒すためには?」のヒントを示されました。次に、吉澤先生の得意分野でもある「投球フォーム」の指導について、5つの着目点を挙げられました。そして最後に、講話の演題でもある「野球の得意なこと 野球の苦手なこと」について、野球を通じて身についている能力と身につけていく必要がある能力を説明されました。

学生たちは、吉澤先生の講話の内容と伊丹康治監督が常に指導している内容の共通点に気がついたようです。それは、「守備力、制球力、配球力」を高め、「投手を中心とした守りの野球」というチームとしての戦い方でした。この講話で学んだことを冬の練習で何度も確認し、来春の躍進につなげられるようチームとして努力を続けたいと思います。

研修の後は、中野うどん学校(高松校)にて自ら作ったうどんを食べ、金刀比羅宮・御本宮(琴平)までの785段の石段を上り(こんぴら参り)、夕刻に帰阪しました。硬式野球部では、学生スポーツを通じた人間教育をこれからも続けていきます。

硬式野球部 部長(生涯熱血