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羽衣国際大学

今日の出来事

HAGOROMO TODAY

2024年7月3日、7月4日の二日間、JICA海外協力隊セミナーを実施しました。2024年8月8日

2024年7月3日、7月4日の二日間、JICA海外協力隊セミナーを実施しました。

「海外研修論」の授業の一環として実施した同セミナーには、両日合わせて150名の学生が参加しました。
SDGsや異文化交流のグループワークもあり、学生参加型の学びの多いセミナーとなりました。

  

青年海外協力協会(JOCA)大阪からは、遊川章宏氏と森田英津子氏がお越しくださり、JICA海外協力隊の概要について説明くださいました。
190以上の職種があり、新卒参加や短期派遣もあると聞き、学生たちは自分が参加できるプログラムはないか、熱心に探していました。

7月3日は、JICA国際協力推進員のトランティ美佳氏が活動体験をお話くださいました。

大学卒業後は、テレビ局のディレクターとして番組制作に携わっておられたトランティ氏。
2018年から2年間、海外協力隊の映像隊員として、中米コスタリカに赴任されたそうです。

 

現地では、「コスタリカ映画製作センター」にてスマホ動画の作り方講座を約100名に実施し、
娯楽が少ない地域で、中高生が映像制作を通して自分や地域に関心を持てるよう尽力されました。

SDGsランキングゲームでは、学生たちはそれぞれ真剣に考え、意見交換していました。
「自分が得意なことで、誰かの役に立てることがある」とのトランティ氏からの言葉は多くの学生の心に届いたようでした。

7月4日は、スリランカとインドネシアの2度にわたって、青年海外協力隊に参加された織田芳孝氏をお招きしました。

大学卒業後、新卒でスリランカに派遣され、サッカー指導に携わった織田氏。
新卒でも参加できるプログラムがあることに、学生達は興味深々の様子でした。

  

帰国後、菓子メーカーで商品企画や店舗開発、撮影業務などを担当された後、再び協力隊に参加し、今度はインドネシアに派遣されました。
インドネシアでは南スラウェシ州マカッサル市に赴任。
中小企業協同組合局に新設されたパッケージセンターで、現地のパッケージデザインレベルの向上に取り組まれました。

一対一のつながりが世界につながると語る織田氏。
現在は撮影を中心に、デザイン制作やコンサルタント業務、講演などに取り組んでいらっしゃるとのことです。

遊川様、森田様、トランティ様、織田様、ご登壇いただきありがとうございました。


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