2024年7月6日、7日に現代社会学科中島ゼミの学生(2年生15名・3年生2名)が1泊2日のゼミ合宿を行い、和歌山県湯浅町で地域の魅力発信を目指したフィールドワークを実施しました。
6日は、湯浅町役場ふるさと振興課商工観光係の土山康平さんから湯浅町の概要と観光振興の現状についてお話いただいた後、深専寺や旧栖原家住宅、甚風呂(銭湯跡歴史資料館)などを見学しました。
また、湯浅美味いもん蔵ではマネージャーの大西達さんに特産品の開発・販売などについて説明いただき、熱心に質問する学生の姿も見られました。
7日は午前中に地域おこし協力隊が企画・運営を担うビアフェス「ローカルクラフトフェス」(開催時間:同日17時~21時)について、主催するあかねまる(前口あかね)さんのミニ講話を聴講しました。
このお話を受けて、学生たちは若手リーダーたちと会場の湯浅駅前なぎ広場で、テントの設営を行いました。猛暑の中でも共に汗を流し、関係者の皆様から感謝の言葉をいただきました。
その後、湯浅醤油の老舗「角長」にて同社のご厚意で醤油醸造蔵を見学させていただくとともに、角長職人蔵や醤油資料館を訪問し、醤油づくりの伝統に触れることができました。
7日午後、研修の最後には各グループで設定したテーマに沿って、湯浅町の魅力を議論し、プレゼンテーションを行いました。
なお、夕方には弁財天神社・島之内商店街で開催された「七夕まつり」を見学し、地域の人々との交流を楽しみました。
今後もゼミ活動並びに地域連携事業の中で、地域の魅力発信に向けた取り組みを進めていければと考えております。