ライフステージ別の特徴を把握し、どのような栄養管理が必要かについて調理実習を通して学ぶ「健康栄養実習」(担当:片山真子講師)。これまで乳児から高齢者までの栄養管理について学んできましたが、1月18日には調理実習の締めくくりとして「女性アスリート向けメニュー」の実習を行いました。
「競技:陸上(中長距離)」「年齢:大学生(20代)」「性別:女性」の試合期を想定し、エネルギーとなる炭水化物を中心にグリコーゲンローディングを目的として、ちらし寿司、にゅう麺、菜の花のお浸し、フルーツヨーグルトを各班で調理。事前に片山先生から「班ごとにコンセプトを設定して調理と盛付を行うこと」をアナウンスされた学生たちは、材料の切り方や盛付に工夫を凝らしていました。
1月25日の授業の冒頭では「設定したコンセプトとその理由、工夫について」を各班が発表しました。「試合前なので、テンションがあがるように見た目にこだわった」「緊張しないように、あえて普段通りの盛付にした」「陸上のトラックをイメージして盛りつけた」など、同じ材料やレシピでも班ごとのアプローチの違いと選手への思いによって16のメニューが完成しました。