硬式野球部が、卒業記念誌『光と影:青春の道標』(B5版64ページ、非売品)を発行しました。
卒業生が、厳しい練習や試合を乗り越えた大学野球生活の思い出を綴っています。そのほか、試合の記録、ゼミナールの研究発表、教育実習の記録などをまとめています。夏の北海道遠征や授業風景の画像も掲載。2010年度から、四年生の卒業時に発行を続け、通算14号となりました。
卒業する伊藤球児 主将は「入学当初は新型コロナウイルスの猛威に翻弄され、ろくに野球ができない日々が続きました。今までの日常がどれほど幸せだったのかを痛感しました。野球ができるようになった時は本当に楽しく、仲間の存在に改めて感謝することができました。この大学野球生活を、社会に出る前に経験できたことが本当に良かったと感じています」と述べています。
伊丹康治 監督は「卒業生は素直で良い者ばかりだった。子供のころから野球を通して自己を磨きながら人生を切り拓いてきたと思う。大学野球では、仲間と苦難と喜びを分かち合っただろう。しかし、まだまだ自分との闘いに挑戦することや、努力ができたのではないだろうか。みんなの卒業後のさらなる成長と活躍を応援している」と卒業生にエールを送っています。
ところで、昨夏をもって「野球部活動を通じた高大連携の試み」を終えたため、大学と高校の兄弟号は、今号が最後となります。大学野球部は、引き続き学生野球を通じた人間教育を貫きます。
硬式野球部 部長(生涯熱血貫)