4年ぶりに開催された湯浅町の「シロウオまつり」で、現代社会学科・中島智准教授のゼミ生4名が小学生対象の「プチロゲイニングゲーム」を実施しました。
ナビゲーションゲームの一種であるロゲインニングを通し、文化遺産の風景の中から地域の日常に根ざした資源で観光まちづくりの可能性を広げる取組として「島之内地区での地域資源の共有化プロジェクト」の一環として実施しました。
学生たちは2年間かけて、広川河口から島之内商店街、熊野古道や伝建地区までの街並みを歩いては湯浅町の方々へのインタビューを重ね、何気なくある町の風景の中から観光資源に活用できる場所を見いだし、小学生の脚でも回れる距離でロゲイニングのチェックポイントを選定し、コースを設定しました。
当日は、小学生の親子連れ7組が参加。学生らが作成したチェックポイントmapを手に、約1時間かけて6ヶ所のチェックポイントを学生たちのガイドで巡りました。
チェックポイントを見つけた子どもたちはポイントを写真撮影し、写真撮影ができない子どもは学生にスタンプをmapに押してもらい、ポイントを加算していきました。
全員が満点でスタートポイントに戻ってきて、「おもしろかった!」「もっと回りたかった!」と笑顔で話してくれました。
同行した家族の方からも、「地元だけれど新しい発見がありました」「今日初めて湯浅町に来て、シロウオだけでなくまち歩きもできて楽しかった」などの感想を頂きました。
「プチロゲイニングゲーム」は次年度以降も引き続き実施する予定です。
シロウオすくいやシロウオの味見に加えて「シロウオまつり」の体験の一つとして参加していただくのをお待ちしています!
きみの可能性を、見逃さない。
羽衣国際大学