2017年11月18日、羽衣国際大学主催「第12回留学生日本語弁論大会」を開催いたしました。
弁論大会には本学からの出場者5名に加え、南大阪地域大学コンソーシアム参加大学の大阪府立大学、大阪大谷大学、桃山学院大学から各1名が出場し、合計8名の出場者で栄冠が争われました。
出場した留学生は、会場を埋めた約120名の聴衆を前にそれぞれの設定しテーマについて堂々たるスピーチを披露しました。留学生活での印象深い出来事や「英語落語」の実践から感じた日本文化、韓国人が初対面で年齢を聞く理由など、それぞれの文化的背景や苦労しながら日本で学ぶ理由などが素晴らしい日本語の発音と文法で表現され、審査は例年以上に難航しました。
審査を待つ間には、放送・メディア映像学科の制作したオムニバスドラマ『阪堺電車』をみなさんにお楽しみいただきました。出場者もスピーチを終えた安堵感から、リラックスしてドラマを楽しんでいました。
審査の結果、接客業でのアルバイトから「いらっしゃいませ」という言葉を大切に感じるようになった経験を発表した李東建さん(桃山学院大学)が最優秀賞に選ばれました。
最優秀賞 李 東建(桃山学院大学3年生 韓国)
優秀賞 徐 鳳救(大阪大谷大学4年生 韓国)
美羽会賞 張 悦(羽衣国際大学4年生 中国)
観客賞 NGO HONG CONG(羽衣国際大学2年生 ベトナム)
出場者とテーマ
李 東建(桃山学院大学3年生 韓国)「いらっしゃいませ」
徐 鳳救(大阪大谷大学4年生 韓国)「韓国人はなぜ初対面の相手に年齢を尋ねるのか」
張 悦(羽衣国際大学4年生 中国)「私の初めて」
NGO HONG CONG(羽衣国際大学2年生 ベトナム)「私が見つけた留学生の使命」
MEYBY AYU LESTARI(羽衣国際大学2年生 インドネシア)「私達が住んでいる世界」
厳 琴琴(羽衣国際大学3年生 中国)「留学が教えてくれたこと」
NGUYEN HUYNH PHUONG UYEN(大阪府立大学大学院2年生 ベトナム)「英語落語を実践して知る日本の文化」
ABDUL HARIS ASHRAF BIN ABDUL HADI(羽衣国際大学1年生 マレーシア)「モチベーション」
司会
尹 珍守(羽衣国際大学4年生 韓国)
梁 澄韵(羽衣国際大学2年生 中国)
DANG HUYEN MINH(羽衣国際大学2年生 ベトナム)
留学生ボランティアスタッフ
李 榮光(羽衣国際大学4年生 韓国)
NGUYEN MINH THY(羽衣国際大学2年生 ベトナム)
TRAN THANH MAI(羽衣国際大学2年生 ベトナム)
羽衣国際大学 国際交流委員会
教学センター 学生・学習支援グループ