2021年度に学生が主体になって、南海羽衣駅・JR東羽衣駅周辺の空き地・遊休地などの地域課題解決に取り組んだプロジェクト演習、「羽衣・リノベーションまちづくり― ひと・空間・文化を活かしたまちへ -」について、先輩から後輩に授業での地域連携活動を伝える取り組みが、人間生活学科1年生の大学入門ゼミナールの授業で行われました。
プロジェクトを指導した住空間デザインコースの宮﨑先生が概要と総括を説明した後、4年生の安藤愛さん、石井瑞葵さんが、「学生と地域の方々との交流の場をつくりたい」というコンセプトのもと、地域の様子や住民の方々へのヒアリングなどの現地調査や学生のグループディスカッションを繰り返しながらプランを練りあげて作成したこと、最終的に地域の関係者の方々の前で成果発表会を行ったことなど具体的な実践活動の様子について説明しました。
羽衣・リノベーションまちづくり公開プレゼンテーションを開催しました|羽衣国際大学|HAGOROMO University of International Studies - 大阪府堺市
また、大正時代に建築された秀麗な洋館で、国登録有形文化財であった高石市の旧赤木家住宅を取り上げた「生活デザイン実習」の授業内容についても報告されました。取り壊しの前に1級建築士事務所を主幹する指導教員の今井先生の引率で現地を見学し、写真や模型、パネルを作成して記録を残す活動を行ったことが説明されました。
受講した1年生からは、「どのようにアイデアを生み出したのか」、「苦労したところはどこか」など活発な質問が出て、関心の高さがうかがわれました。
・石井さんの作成したパネルはこちら
きみの可能性を、見逃さない。
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