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ローリングストック非常食品を活用したレシピコンテストを開催しました2017年10月23日

2017年10月21日、羽衣国際大学主催「ローリングストック非常食品を活用した、家庭でできるレシピ創作コンテスト」の実技審査が本学調理実習室を会場に開催されました。

このコンテストは防災用非常食品の「ローリングストック(循環備蓄)」推進を目的とした堺市西区および羽衣国際大学、大阪ガス株式会社による産官学連携事業の一環として開催され、全31レシピの中から書類審査を突破した、人間生活学科食クリエイトコース生10名のうち9名が実技審査に臨みました。

 

コンテストでは「家庭でできるレシピ」として、料理の味や見た目の楽しさに加えてレシピの再現度や45分の制限時間内での完成、アイディアの斬新さが審査項目となっており、出場学生は真剣な表情で調理に取り組んでいました。6名の審査員は、手元のレシピと学生の料理の手際を見比べながら各テーブルを回り、時には材料や調理法について学生に質問しながら審査を行いました。

実食による審査ではどの学生の作品も評価が高く審査は難航しましたが、カンパンを材料に、見た目も美しい「カンパンクッキー」を考案・調理した金 京演(キム ギョンヨン)さんがみごと最優秀賞に選ばれました。最優秀賞の金さんをはじめ学生たちが考案したレシピは、2018年3月に三者共催で開催する「親子防災クッキング」の調理メニューとなるほか、レシピのパンフレット制作も企画されています。

 

審査員からは、「非常食活用のレシピを通して、人々が常日頃から防災意識が持てるようにさらに取り組んでほしい」「災害時食料については公助だけでなく自助での準備が不可欠であり、ローリングストック非常食活用の取り組みを地域の防災に今後も活かしていきたい」などの講評をいただきました。


ローリングストック非常食を活用した、家庭でできるレシピ創作コンテスト

※( )内はレシピに使用した非常食品

●最優秀賞

金 京演「カンパンクッキー」(カンパン、アーモンド、ピーナッツ、桃缶)

●優秀賞

塩塚 琴乃「さばと豆腐の和風ハンバーグ」(さば缶醤油味)

徳永 美空「チキンライス」(レトルトご飯、若鶏缶、コーン缶)

●大阪ガス賞

井原 志桜里「チキンのトマトソースミートドリア」(アルファ米、チキンのトマトソース煮缶、ソーセージ缶、ミートソース缶)

<出場者>

A.ミール部門

熊田 菜摘「オニオンパングラタン」(カンパン)

玉木 好「ちゃんぷるー」(スパム缶、カンパン)

B.スイーツ部門

高良 慶「ティラミス」(カンパン)

溝上 ありさ「カンパン入りパウンドケーキ」(カンパン)

吉竹 絢香「カンパンのタルト・アラカルト」(カンパン、桃缶、ミカン缶)

 

<2次審査審査員>

上田 一也:堺市西区役所企画総務課 課長

山村 功:大阪ガス株式会社 南部地区支配人 理事

谷田 美穂:株式会社大阪ガスクッキングスクール 栄養士

岸本 幸臣:羽衣国際大学 学長

濱下 恭子:羽衣国際大学・羽衣学園短期大学同窓会 美羽会 会長

大塚 あすか:羽衣国際大学学友会 会長(放送・メディア映像学科3年生)

※1次審査(書類)では、堺市西区役所職員、同保健センター栄養士、尾坂ガスクッキングスクール栄養士、羽衣学園中学・高等学校家庭科教諭、計6名の審査員による、非常食品の活用度やアイディアの斬新さなど、4項目にわたって厳正なる審査が行われました。

 

人間生活学科食クリエイトコース

学術情報・地域連携センター


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