2017年8月22日、和歌山県橋本市で行われた和歌山県高等学校定時制通信制教育研究会に永岡 俊哉准教授(現代社会学部 放送・メディア映像学科)が招かれ、「成功体験の少ない子供たちへのキャリア形成支援アプローチ」と題した講演を行いました。
講演ではまず、最近の放送業界で必要とされる人材を例にとり、草食世代の子供たちが好きな物事に向かって社会で必要とされる人材に成長するためにはどのような教育が必要かが話されました。また、キャリアコンサルタント有資格者の立場から、成功体験の少ない子供たちに自己探求を深めてもらうためのキャリア形成支援ワークについて紹介し、参加した定時制高校や通信制高校の教員に「人生すごろく」を実際に体験してもらいました。
参加した高校教員からは、「自己肯定感の育成というキーワードが強く心に残りました」「人生すごろくで自己探索を深める体験をさせていただいたが、興味深かったです」「付帯的でわかりやすいお話で、自己認識を深め自己肯定感を持たせる、そこから成長へとつながっていくというお話がとても良かったです」などの感想が寄せられ、好評を博しました。
放送・メディア映像学科