2017年6月17日、社会福祉法人福祥福祉会のご協力により、人間生活学科生活福祉コース（引率：片山 千佳講師）・現代社会学科（引率：小川 雅司准教授）の学生16名が福祥福祉会が運営するケアハウス、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム等の施設を見学させていただきました。

福祥福祉会には本学の卒業生も多数在籍しており、当日勤務中の卒業生とも偶然再会することができました。

はじめに福祥福祉会の阿久根賢一理事長から、福祥福祉会を含む豊泉家グループの概要についてご紹介をいただきました。紹介では、豊泉家グループの「自立・自由度の高い福祉で社会に貢献する」という理念をもとに各種サービスを提供する際に大切にされていることについてお話しいただきました。特に、利用者や居住者の満足度を高めるために「フェロー（従業員）第一主義」を掲げ、サービスを提供するスタッフが安心して長く勤められるように様々な福利厚生を行っていることや、海外にも事業を展開し安定した運営基盤を構築していること、福祥福祉会が求める人物像など、これから福祉分野での就職をめざす学生たちにとって最も関心のある点についても詳しくご紹介いただきました。

見学では、豊泉家グループで運営する各コミュニティ施設（北緑丘、桃山台、住之江、箕面）において居住者の部屋から浴室やリハビリ施設などを施設長やスタッフのみなさんにご案内いただきました。各フロアごとに居住者や利用者が集えるスペースがあり、毎日様々なレクリエーションが開催されているなど、設備面とサービス面の充実に学生たちも驚いていました。

桃山台では、介護付き有料老人ホームの居住者に提供されている食事を学生たちにもご用意いただき、料理長のコメント付きでランチを楽しませていただきました。「通常食」とともに咀嚼力や嚥下力が弱っている方へ提供されている「きざみ食」「スムース食」も試食させていただき、居住者に寄り添ったサービスの提供について考えることができました。

ランチタイムには豊泉家のスタッフのみなさんとも交流させていただき、働きがい等についてお伺いすることができました。

学生たちに貴重な機会をご提供いただきました社会福祉法人福祥福祉会に深く御礼申し上げます。

人間生活学科
現代社会学科