2017年5月30日、泉大津税務署から篠田篤司署長にお越しいただき、人間生活学部の学生約90名にむけて、「大学生のための税金講座〜税務署の役割と取組み〜」と題して講演いただきました。
篠田署長はあいさつの後、学生に向けて税金についてのいくつかの質問を投げかけ、それを導入として「国税庁の使命と任務」「税務署の仕事」「税務調査」など、学生にとってなじみの少ない税務署の業務についてわかりやすくご紹介していただきました。
途中には「電子商取引に係る申告の必要性」についてWeb TAX TVの映像を用いて解説があり、学生にも身近なスマートフォンを介した個人間でのオークションにおいても、一定以上の収入が発生した場合には申告の必要があることなどが紹介され、学生たちも自分のこととして真剣に聞き入っていました。
後半には、演習として架空の源泉徴収票をもとに確定申告書の記入にチャレンジ。篠田署長自ら教室をまわって学生に記入方法のヒントを教えてくださり、初めての書類に戸惑いながらも熱心に取り組んでいました。
学生のみなさん、アルバイトなどで一定以上収入を得た場合には必ず確定申告をしましょう。税についてわからないことがあれば、管轄の税務署にご相談ください。
【学生の感想】
・何気なくとられている税について、今日はちょっとだけ詳しくなれた気がします。源泉徴収など難しい話でしたが、働くためには必要なことなので、聞けて良かったです。
・今までは消費税しか身近な税金がなかったですが、これからはしっかりと税金について知っていく必要があると感じました。
・副業やネットでも申告をしないといけないのは初めて知りました。
・ちゃんと申告しないと多く払うことになったりするので、忘れず、ずるいことをせず、しっかり払える大人になろうと思いました。
・源泉徴収票とか確定申告書の書き方とか初めて知ることができ、自分のためになりました。
・アルバイトを高校生の時からしていることもあり、源泉徴収や確定申告など聞いたことはあるけどずっと意味が分からなく、今回のお話ですこしわかった気がしました。
・特に印象に残ったのは、税の申告漏れがあると後で延滞税などが加算されることです。申告漏れの内容注意したいと思いました。
総合企画室 企画広報グループ