2017年2月4日(土)、「ボランティア活動2」(担当:小川雅司准教授)において竹山修身堺市長をお招きし、本学学生が堺観光ボランティア協会と共同で企画・実施した「堺まちさんぽ」の報告会と竹山市長による特別講演「堺市の観光政策について」を開催しました。
前半は3つの学生グループによる「堺まちさんぽ」報告会を行い、それぞれのグループが自ら企画し・実行した堺の魅力を新発見・再発見するまち歩き企画「堺まちさんぽ」について、テーマ設定から案内ルート、参加者に楽しんでいただいたポイント、実施後の感想などを竹山市長をはじめ参加者に向けてプレゼンテーションしました。
プレゼンテーション後には、竹山堺市長から「堺市の観光政策について」をテーマにご講演いただきました。講演では、堺市の歴史から政令指定都市となるまでのあゆみ、博物館をはじめとした数々の文化施設の紹介、周遊バスやフィルムコミッションなど観光客誘致への動き、泉州地域の連携によるプロモーションなど、堺市の様々な観光政策についての取組みや今後の展望について述べられました。講演が進行するにしたがって、市長の口調も熱を帯び、講演の最後には堺市と本学との関係や地域の大学として本学に期待することなど、学生たちに向けたメッセージを頂戴しました。
学生たちからも市長に向けて「私たちのような若い世代が堺市の観光にどのように関わればよいか」「泉州国際市民マラソンへの外国人選手の参加を高めるための具体的な施策はあるのか」など質問があがり、竹山市長と学生たちによる堺市の観光への活発な意見交換がなされました。