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羽衣国際大学

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HAGOROMO TODAY

第11回わかやまサテライト市民講座実施報告2016年12月26日

羽衣国際大学わかやまサテライトの第11回市民講座が終了いたしました。第11回市民講座では本学の中川恵教授(放送・メディア映像学科)、南野勝彦准教授(食物栄養学科)、燈田順子教授(現代社会学科)、梨木昭平准教授(人間生活学科)による講座を開講し、和歌山市を中心に多数の市民のみなさまにご参加いただきました。

第1講座【シリアをめぐる地政学】
開催日:2016年11月21日
講 師:中川恵(現代社会学部放送・メディア映像学科 教授)

今回は、第9回市民講座で好評だった「中東イスラーム世界の見方」に続く第2弾として、シリアに関する講義がされました。
イスラーム誕生以前の地中海ローマ帝国から始まり、イスラームの誕生(オスマン帝国)、近代シリアの成り立ち、「シリアの春」からシリア内戦へと続く複雑で難しい問題を、限られた時間の中で的確に、受講者のみなさんにわかりやすく説明がなされました。
少数派のアラウィー派が権力を掌握できた理由、シリアを巡る諸外国の動き、今後の情勢としてアメリカの政権交代がどのような形でシリア内戦に影響を及ぼしていくのかがよく理解できたと、参加いただいたみなさんにも満足いただきました。

第2講座【栄養学 〜「あぶら」はお好きですか?〜】
開催日:2016年11月29日
講 師:南野勝彦(人間生活学部食物栄養学科 准教授)

講義では「あぶら」という言葉のイメージから入ってくる、悪い印象の払しょくから始まり、食べ物からしか吸収できない脂肪酸について、栄養学の専門分野からみた「あぶら」の働きを、みなさんに分かりやすく講義がなされました。聞きなれないちょっと難しい専門用語も出てきましたが、成分や性質の詳細な説明に、みなさん頷きながら受講されていたのが印象的でした。
アンケートでも、健康維持するための栄養管理に欠かせない「あぶら」の重要性について理解できた、バランスよく摂るように心がけたいとの声が上がっていました。

第3講座【イノベーションの優等生フィンランドに学ぶこと】
開催日:2016年12月6日
講 師:燈田順子(現代社会学部現代社会学科 教授)

1917年ロシアからの独立後も、第二次世界大戦が終わるまで、長年大国に支配されてきた小国フィンランドが、どのようにして短期間で経済成長を遂げられたのか、現在も独自のイノベーション(革新)に挑戦し続ける、パワーの源泉について講義がなされました。

世界で初めてとなる「ベーシックインカム制度」計画を、来年度から実施することとなった経緯、エネルギー政策(原発)を決定する制度・組織・方法・習慣についても説明がなされ、日本が導入することが可能かについても、受講者のみなさんと一緒に意見交換することができました。

第4講座【「文学」を素材とする学校考察】
開催日:2016年12月16日
講 師:梨木昭平(人間生活学部人間生活学科 准教授)

情報メディアの発達により書物を読む習慣は減少している反面、スマホ等で映画やドラマを見る機会が多くなった若者も増えています。今回の講座では、この映画を教材として学校現場での「文学教育」について講義がなされました。実際にドイツ映画「ウェイブ」の一部を鑑賞しながら、体験授業で展開される学生たちの考え方、行動の変化を、先生の熱意あふれる解説と分析に受講者のみなさんが耳を傾けました。
講座終了後も、多くの方から質問や意見が出され、みなさんと一緒に「文学」の魅力について考えることができました。

わかやまサテライト第12回市民講座は、2017年5月下旬の開催予定となっています。

わかやまサテライト

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