2016年9月12日（月）、後期履修ガイダンスの実施に合わせて1年生および3年次編入学生を対象とした「羽衣国際大学 人権問題研修会」を開催。昨年に引き続き、講師に弁護士の鎌田幸夫先生（北大阪総合法律事務所）をお招きして「ブラック企業とブラックバイト問題」と題して講演いただきました。

鎌田先生はまず「ブラック企業」「ブラックバイト」とはどんな企業やアルバイト先を指すのかについて説明があり、実際にどのような問題が発生しているのかを事例をあげてご紹介いただきました。

その後、ブラック企業やブラックバイトの被害に合わないための対策や相談窓口について説明があり、就職活動時の企業のチェックポイントなども紹介されました。

鎌田先生からは上記に加えて、「働く」ことの重要性や働く上でどんな権利があるのかについて主体的に学ぶことの大切さ、一人で悩まずに周囲に相談することについてアドバイスがあり、多くの労働者が実際に権利を主張することの難しさを感じている現状についても学生に向けてお話しいただきました。

すでにアルバイトをしている学生やアルバイトを始めようとしている学生のみなさん、アルバイトでの働き方で疑問に感じる点があれば、紹介のあった相談窓口をご利用ください。

羽衣国際大学人権問題委員会