2016年7月21日(木)、堺市消防局ご協力のもと本学公式クラブ・サークルに所属する学生および参加を希望した学生を対象にAED(自動体外式除細動器)講習会を開催し、62名の学生が参加しました。
冒頭、消防局員から救急出動件数が増加し、現場到着および病院収容までの時間が伸びている現状について説明があり、私たち一人ひとりが正しい救命措置をとることが多くの命を守ることに繋がるとの解説がなされました。
消防局員による救命措置のデモンストレーションを見学し、救命措置の手順とポイントを確認。倒れている人に声がけをして意識の確認をすること、周囲に大声で助けを求め119番通報とAED搬送を依頼すること、胸部と腹部の動きで呼吸を確認し必要であれば胸部圧迫を行うこと、AEDの装着の仕方と使用上の注意点などについて説明を受けました。
その後グループに分かれ、練習用人形を使用して心肺蘇生法とAEDの使用を体験しました。体験中にも消防局員から「意識の有無が判断できない場合はどうする?」「AEDの必要がない場合に心肺蘇生は続ける必要があるか?」などの質問があり、学生たちはあらゆる場面を想定しながら受講することができました。
講習後には、講習を受けた学生全員に修了証が授与されました。
講習を受講した学生のみなさんは、救命措置が必要な場面に遭遇した場合は今回の受講内容を思い出して慌てずに対処してください。
講習開催にあたりご協力いただきました堺市消防局のみなさまに深く御礼申し上げます。
<学内のAED設置場所>
保健室(4号館1階)
放送メディアラボ(3号館1階)
食物栄養実験準備室(3号館3階)
警備員室
教学センター 学生・学習支援グループ