2016年7月9日、教職科目「教育方法論」「教育原理」(担当:梨木昭平准教授)において、5〜6月に教育実習を終えた4年生が報告会を行いました。発表したのは家庭科実習を行った4名と公民科実習を行った4名。発表者は実習の様子をパワーポイントにまとめ、自分が注意したポイントや実習に臨む際のアドバイスなどを教員免許取得志望の2・3年生に向けて発表しました。
発表では、「指導していただく先生への報告・連絡・相談が大切」「授業では必ず腕時計をして時間管理をすること」「生徒はあやゆる場面で実習生を見ており、授業も生徒への対応も堂々とした態度で臨むこと」など、実習において4年生が感じたことを元に後輩へ具体的なアドバイスを提示。反省点として「教材研究の不足」と同時に「徹底した学習指導案作りの重要性」を指摘する4年生も多く、「実習を円滑にするためには、今からでも準備を始めるべきだ」と2・3年生に向けてメッセージが贈られました。
研究授業後に研究会を催していただいた4年生は、評価できる点や改善点を具体的に示していただいたことへの感謝を述べるとともに、実習を通じて教員志望がよりいっそう強まったと述べていました。
全ての発表で共通していたのは「実習させていただく立場として、実習先の先生方や生徒への感謝の気持ちを持つこと」「実習生は迷惑をかけている存在なのだという謙虚さを持つこと」。これから教育実習に臨む学生は、ぜひ先輩たちのアドバイスを活かして実習先に感謝の気持ちを持って準備を進めてください。
本学学生の実習を受け入れていただきました各学校の教職員のみなさま及び生徒のみなさんに深く感謝申し上げます。
教学センター・実習支援グループ