羽衣国際大学では2016年4月、ANAビジネスソリューション株式会社と教育連携協定を締結しました。エアライン業界やサービス分野をめざす学生がANAエアラインスクール大阪校の「キャビンアテンダントコース」「グランドスタッフコース」を優待制度を利用して受講できる、夢支援プログラム「エアライン対策プログラム」を提供しています。

2016年6月14日、ANAエアラインスクール大阪校にて講座の様子を取材させていただき、本学からの第一期生として「グランドスタッフベーシックコース」を受講している2名の学生に、講座の感想などをうかがいました。

「言葉遣い」　山本　潤子講師
受講生二人一組になっての1分間のディスカッションからスタート。敬語の種類から、普段の会話で使用している言葉についてのグループディスカッション、よく使用する言葉の敬語への言い換えなど。

現役キャビンアテンダントの講師が実際のフライト中のお客様とのやり取りのエピソードなどを紹介することで、受講生も具体的なイメージを持ちながら正しい言葉遣いについて考えていました。

「立ち居振舞い」　山本　潤子講師
美しい立ち居振舞いが及ぼす影響について全員で考えたのちに、正しい立ち方、座り方、お辞儀、歩き方などを実践。

受講生は二人一組で、お互いの姿勢をチェックしあうなど、講座では受講生同士の交流が頻繁になされています。

＜受講生インタビュー＞
康田　恵美：現代社会学部現代社会学科4年生
山田　絵奈美：現代社会学部現代社会学科4年生

受講の感想は？
ディスカッションや実習の機会が多く、エアライン業界志望者以外でも、就活に活用できる内容です。初対面の方とディスカッションするのは、最初は抵抗がありましたが、とても刺激になります。（山田）

受講生はエアライン志望という目的が明確なので、席を並べて受講するだけで参考になります。同じ夢を持った仲間ができることも魅力です。講座の内容は、グランドスタッフやキャビンアテンダントにはもちろんのこと別の職種にも応用できます。（康田）

印象に残った講座は？
初日の講座で、1分間の自己紹介をビデオ撮影しました。自分では笑顔のつもりでしたが、実際には表情が硬く、早口になってしまうなど自分のクセを知ることができました。髪形やメイクについての講座もあり、自分では十分できているつもりでしたが、講師より不足点などを指摘していただきました。（康田）

ビデオ撮影では、目が泳ぐ、話しているうちに顎があがってしまうなど、自分では気づかない部分を発見し、意識することができるようになりました。メイクでは、口紅をもっと明るい色にした方が良いとアドバイスをいただいたことが意外でした。

講師からは、ことあるごとに「練習でできないことは本番でもできない」と普段からの意識付けや実践の大切さを教えていただいています。（山田）

受講を考えている後輩にアドバイスを
ビジネスマナーの基本が短期間で身につけられるので、就活に不安を感じている人やどうしたらよいか悩んでいる人におすすめします。2年生や3年生前期で受講しておくと、その後の就職活動に自信を持って臨めると思います。（山田）

グループディスカッションや発表など、時間を区切って行うことで、時間間隔が身につきました。就職活動の面接では「自己紹介を1分間でお願いします」と言われることもあるので、身につけておくと柔軟に対応できます。（康田）

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