羽衣TODAY

プロジェクト演習「堺大空襲 次世代の語り部育成 第三期」



2024年度後期から実施されている「次世代の語り部育成」プロジェクト(科目担当:水飼先生)も、今期で三期目となります。本プロジェクトは、堺市市民人権局ダイバーシティ推進部人権推進課と連携して進められています。

近年、戦争体験を直接語ることのできる語り部ボランティア(ピースメッセンジャー)の高齢化が進み、活動の継続や体験の継承が大きな課題となっています。こうした現状を受け、本プロジェクトでは学生たちが戦争体験者の方々から直接お話を伺い、その記憶や思いを受け継ぎ、次世代へと伝えていく「次世代の語り部」としての役割を担っています。

4月19日(日)および5月2日(土)には、堺市立平和と人権資料館において、プロジェクトに参加している12名の学生が、それぞれ継承を担当する戦争体験者の方々から貴重なお話を伺いました。学生たちは、当時の暮らしや空襲の様子、戦後の生活、平和への思いなどについて熱心に耳を傾けるとともに、自ら質問を行いながら理解を深めていました。
実際に体験された方々の言葉には、書籍や映像だけでは伝わらない重みがあり、学生たちにとっても戦争の悲惨さや平和の尊さについて改めて考える大変貴重な機会となりました。

今後、学生たちは今回伺った証言をもとにそれぞれ資料を作成し、次世代へと語り継ぐ活動に取り組んでいきます。本プロジェクトを通して、戦争の記憶を風化させることなく、平和の大切さを社会へ発信していくことが期待されています。