2017年4月2日、平成29年度羽衣国際大学入学式が執り行われ、、現代社会学部197名、人間生活学部97名、3年次編入学生27名、合計321名の学生に岸本幸臣学長から入学が許可されました。
式典では、学歌紹介、岸本学長の式辞に続き、ご臨席いただいた阪口伸六高石市市長からも入学生に向けてあたたかいご祝辞の言葉を頂戴いたしました。
在学生代表の原 穂乃佳さん(食物栄養学科4年生)からは、新入生に向けて歓迎の言葉とともに、これまでの大学生活でチャレンジした海外研修や国際交流大使の活動を挙げ、「四年間の大学生活をただ漠然と過ごすのではなく、今だからできること、今しかできないことに挑戦してください」とメッセージが贈られました。
入学生代表の薦田 未蘭さんによる宣誓、前川 亜美さんへの学章授与ののち、朝から緊張していた入学生の気持ちをほぐしたのは、映像メディア部制作によるビデオメッセージでした。ひとつの野球ボールをつなぎながら、たくさんの在学生や教職員から新入生に向けてメッセージや歓迎の言葉が贈られ、新入生も明日からの大学生活への期待に胸を膨らませていました。
学長式辞(要約)
目映い春の日差しに包まれて、ここに羽衣国際大学の平成29年度の入学式を盛大に挙行できますことは、本学にとって大きな慶びであります。
新入生のみなさんへ、入学式に当たり、私から羽衣国際大学がみなさんに何を期待し、どう学んでもらおうとしているのかについて、お話ししておこうと思います。
私たちの羽衣国際大学は、94年の歴史を持つ学校法人羽衣学園が設置する大学として、「愛真教育」に基づく「自由・自主・自律・個性尊重の人間教育」をモットーに掲げています。本学に学ぶ全ての学生は、「真理を愛し、自分の力で、自由に学び、自己を律する人間」として成長し、四年先には有為な人材として、社会に巣立ってくれることを目指しています。
四年後には「2020年東京オリンピック・パラリンピック」が開催され、皆さんはこの世紀の祭典が開催される年度に、大学を卒業する学生になります。皆さんの人生においても、忘れられない記念すべき年度となることでしょう。その意味で、大学生活が振り返った時に自分自身に納得でき、自らに誇れる、中身の濃い学びの期間であってほしいと願っています。
皆さんが思い描く卒業時の自画像は、きっと希望に満ちた、誇らしげな姿だと思います。それを達成するためには、どのような人間として成長したいのか、そのために成すべき課題は何なのか、その課題をどのような手順で克服していくのか、今していることは全体計画のどの部分なのか、そうしたことを常に心に刻み、進展状況を確認しつつ、目標とする人格形成に立ち向かっていく努力が必要です。
すべてが順調に進むとは限りませんが、失敗を恐れずに、自らへの挑戦を続けて欲しいと思います。失敗には、怠慢で十分な努力もないために引き起こす「無意味な失敗」と、真剣に丁寧に取り組んだのに、それでも生じる「有意義な失敗」があります。
発光ダイオードや光ファイバーの開発者であった西澤順一先生は、「成功とは99%の失敗があって、初めて実現するものです」という言葉を述べられています。ひとつ成功をしようと思えば、たくさんの失敗を体験することが不可欠なのだと言うことです。
皆さんにとっては、4年先に実現すべき自らの目標に向かっての、大切な挑戦が明日から始まります。失敗に怖気ず、萎縮せず、若者らしく果敢に立ち向かってください。
羽衣国際大学での学びを通して、さらに大きな成長を遂げ、卒業時には皆さん一人ひとりが「見違える自分」を発見してくれることを心から期待しています。
「自ら学ぶ力を持つこと」、「自分の力量に自信を持てること」、これは大学で学んだことの最も大切な証と言えます。そして、皆さんの人生における消えることのない大きな財産になります。「東京オリンピック・パラリンピック」を目指すアスリートと同様、皆さんも、その証の実現に明日から挑戦してください。
羽衣国際大学の建学の精神である「自由・自主・自律・個性尊重の人間教育」とは、そういう意味であることをお伝えして、入学式の式辞と致します。
平成29年4月2日
羽衣国際大学学長 岸本 幸臣