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羽衣国際大学

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オムニバスドラマ『阪堺電車』が鴻宝杯国際交流賞を受賞しました2016年12月15日

 放送・メディア映像学科制作の堺市PRオムニバスドラマ『阪堺電車』が、2016年12月9日(金)に中国・大連の遼寧師範大学で開催された「2016年第5回鴻宝杯青年学子文化創意コンペティション及論壇」で「鴻宝杯国際交流賞」を受賞しました。

 「鴻宝杯」は遼寧師範大学が遼寧省テレビ芸術家協会との共催で若手クリエイターの意欲向上を目的として10年前に創設し、隔年で開催されており、今年第5回目を迎えています。第5回のコンペティションには、日本、イギリス、韓国などの17大学、50余りの中国国内の大学から、漫画、撮影、設計作品490点、ミニドラマ、アニメーション230点の計720点の作品応募がありました。

 国内外から10名余りのゲスト(羽衣国際大学含む)が招待され、遼寧師範大学のほか首都師範大学(北京)、大連理工大学、魯迅美術学院(瀋陽)など9大学の芸術・メディア・映像関連の研究者・学生150名余りが出席し、本学からは蔡明哲国際交流委員長、ドラマ制作を指導した村上清身教授、ドラマ制作でスタッフを務めた下浦万喜さん(放送・メディア映像学科3年生)、ドラマの中国語字幕の監修を務めた鄭微羽さん(放送・メディア映像学科3年生)が参加しました。

 大会では、遼寧師範大学映視芸術学院の石竹青院長による司会のもと、遼寧師範大学の岳崇興副学長と遼寧省テレビ芸術家協会の馬琳副主席・秘書長がスピーチを行い、首都師範大学美術学院の李中楊教授による基調講演が行われました。

 論壇では「芸術創意と創作の未来について」をテーマに”創意とは?” ”芸術創作の内在的な原動力と源泉とは何か?”など、芸術と創作、理論と実践の両面から創意性に満ち溢れた研究成果と作品が発表されました。

本学の村上教授も「ドラマ『阪堺電車』の制作過程について」というテーマで発表を行い、とりわけ学生たちに強い反響を喚起しました。日本からはCG制作会社の株式会社Animation Cafeの岸本浩一氏やバイナリーグラフィックスジャパン株式会社大連支社の平田清孝氏による3DCGによるアニメーション制作スキルについての発表もありました。さらに、各大学の若手研究者による研究発表もあり、中国における芸術創作への熱意と創造性の追求、強いパワーを感じた大会でした。

 大会では遼寧師範大学の学生らの企画・制作・出演による中国の歴代伝統服のファッションショーもあり、大会をさらに盛り上げました。

 大会後には、遼寧師範大学内にて40名余りの教員と大学院生が参加してオムニバスドラマ『阪堺電車』の上映会が催され、参加者からは学生が中心となって制作したドラマであることに対して高い評価があがりました。

●オムニバスドラマ『阪堺電車』 外国語字幕監修

呉雨セン(放送・メディア映像学科4年生)
韓雨(放送・メディア映像学科4年生)
張婉桐(放送・メディア映像学科4年生)
李朦(放送・メディア映像学科4年生)
鄭微羽(放送・メディア映像学科3年生)

羽衣国際大学 国際交流委員会
放送・メディア映像学科

オムニバスドラマ『阪堺電車』

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