羽衣国際大学は、ベトナム中部の中核都市、ダナン市の国立ダナン大学（6つの大学で構成されている総合大学）と基本連携協定（MOU）を締結しました。ダナン大学は本学開学以来の海外協定校で、過去には本学卒業生がダナン大学で日本語講師を務めるなどの交流がありました。両大学とも今年度、新しいリーダー（学長、総長）が着任することとなり、今後両大学で交換留学・海外研修などによる学生交流や、教職員の相互派遣、シンポジウムなどの開催による学術交流など、具体的交流事業を推進して行くことが協議されてきました。

　6月13日、ダナンを訪問した吉村宗隆学長、村上清身学長特別補佐、清水明男大学事務局長が、ダナン大学を構成するダナン外国語大学、ダナン科学技術大学を訪問し、今後の具体的プログラムについて意見交換し、翌6月14日には、ダナン大学の本部でグエン・ゴック・ヴ副総長（次期総長予定者）、ホアン・ハイ国際交流部長、レ・タン・バク秘書室長、ゴ・クアン・ヴィン学部長（ダナン外国語大学）列席のもと、基本連携協定（MOU）の調印式が行われました。

　昨年9月より、関西国際空港とダナン国際空港の間には直行便が就航しました。また、羽衣国際大学には近年、ベトナムから多くの留学生が入学しています。ダナン大学との新たなMOUの締結により、今後両大学の交流がますます進化（深化）することが期待されます。

　なお、調印式には、本学開学以来、本学とベトナムとの交流にご尽力いただいてきた加藤均総合事務所の加藤均会長にご列席いただき、調印式後には、ダナン大学前総長のトラン・ヴァン・ナム先生にも加わっていただき、引き続き両大学の交流をご支援いただくこととなりました。