2021年10月31日、食物栄養学科 石川英子教授のゼミ生（4年生）が「紀の国わかやま文化祭2021 ゆあさ醬（ひしほ）祭り」にて「親子料理教室」を湯浅中学校で開催し、6組の親子が参加しました。

石川ゼミが長年取り組んでいる、湯浅町の特産品を使ったグルメ開発のレシピを家庭でも利用してもらうための試みで、今回で2回目の実施となりました。
≪メニュー≫
＊白身魚と湯浅なすびの金山寺味噌グラタン
＊新鮮野菜サラダ（ジュレドレッシング）
＊中華風スープ
＊みかんのミニガトーショコラ（学生からのおみやげ）

調理に取りかかる前に、学生から湯浅町の特産品の一つである、金山寺味噌についてクイズが出され、金山寺味噌の歴史や材料の説明がありました。その後、レシピの説明があり、各テーブルに学生1名がついて調理が始まりました。

料理に慣れない子どもたちに学生たちが調理の順番や具材の切り方・並べ方などの指示を出すと、子どもたちは真剣な面持ちで調理に取り組み、ところどころ保護者に手伝ってもらいながら1品また1品とメニューを完成させていきました。出来上がった料理の盛り付けが終わると親子で料理の味を楽しんでもらいました。

「普段あまり金山寺味噌を食べないけれど調味料として使えるのは新しい発見だったので、とても良い時間でした」といった感想も頂き、親御さんにとっても発見のある料理教室だったようです。
本学の短大の卒業生だという親御さんもおられ、学生時代のことを懐かしんでおられました。

【参加学生】
食物栄養学科4年生
池端万奈、高渕希、辻野桃香、津田梨花、畑中亜衣、福田加恵、森田良美