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羽衣国際大学

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新型コロナウイルス対策

【重要なお知らせ(5月31日配信)】修学上の支援、各種経済支援について(第36報)2020年6月1日

学生の皆さんへ

 お元気ですか。これまで羽衣国際大学では新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、安心して学ぶことができる環境に重点を置いて対応してきました。他大学に先駆けて3月には入学前教育の一部でZoomによる遠隔授業を実施し、4月、5月と段階的に遠隔授業化を進めてきました。遠隔授業であっても決して教育効果が下がることのないよう授業担当の先生方にお願いし研修も重ねてきました。また皆さんにも遠隔授業の実施について理解と協力をお願いしてきました。皆さんがこれまで協力してきてくれたことに改めてお礼を言いたいと思います。長い目で見れば、現在の経験は皆さんにとっても私たちにとっても必ずプラスになるものと確信していますが、皆さんにとって、とりわけ新入生の皆さんや下宿生の皆さん、母国に留まる留学生の皆さんにとって、キャンパスに来ることができず、不安や心配、不満が募っていることと思います。

 HP掲載の5月29日付文書でお知らせしたように、現在、緊急事態宣言の解除を受けて6月中旬から新入生対象の一部の科目や実験実習系科目を中心に対面授業を再開することを検討しています。また施設の利用も順次制限を緩めていきます。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではなく、クラスターの発生等の懸念が完全になくなったわけでもありません。したがって、対面授業の再開は抑制的でなければならず、引き続き多くの授業は遠隔で実施することになります。遠隔授業の長期化は、皆さんのさまざまな経済負担につながる可能性があり、また私たちは在宅学習をより充実した学びの機会にしてもらいたいと願っています。その一助にしてもらうため、今回、修学上の支援金として一人30,000円を一律給付することを決めました。もうすぐ、読書週間【羽衣必読書208】が始まりますね。図書の購入費にあててもらうことや在宅学習を充実させるためにぜひ役立ててください。支給方法は決まり次第、お知らせします。

 また、家計の急変で経済支援が必要な人のために「緊急修学支援奨学金制度」が新たに設けられました。公的支援を受けてもなお、継続修学が困難な場合は相談してください(間もなく募集要項を公開します)。その他、授業料の分納・延納制度、短期貸付金制度、学内奨学金制度、学内アルバイト支援などがあります。各種公的支援については、順次Webポータルでお知らせしていますが、特に最新の「学びの継続のための学生支援緊急給付金」は現在申し込み受付中です(6月12日締切)。支援の必要度に応じて採否が決まりますが、対象となる人は申し込みを忘れないようにしてください(この支援は留学生も対象となります)。以下に公的支援と羽衣の独自経済支援をまとめていますので確認してください。継続修学の意志がありながら家計の悪化など経済的理由で本学を去る学生が一人として出ないよう支援していきますので、該当する方はかならず相談窓口に連絡してください。

 新型コロナウイルス感染症は私たちに大きな試練と忍耐、そして「考える機会」を与えてくれています。教職員もこの機会にできることを日々検討していますので、皆さんも日々の生活を大切にしてください。皆さんに会える日を楽しみにしています。

 羽衣国際大学 学 長(危機管理対策本部長)吉村 宗隆

  

 

 【経済支援について】

 新型コロナウイルス感染症は私たちの社会に大きな経済的不安を与えています。羽衣国際大学では皆さんの経済面での支援について2種類の支援を行います。1つ目は遠隔授業の長期化に伴う本学独自の修学上の支援で、在学中の正規学生(※但し、休学中の者、科目等履修生は除く)に一律30,000円の給付を行います2つ目は、家計の急変などにより経済的不安のある場合の支援で、以下の<公的支援>と<羽衣国際大学の各種支援>があります

 <公的支援>

     (1)高等教育の修学支援新制度(給付奨学金+授業料減免) ※日本人学生のみ

     (2)日本学生支援機構(JASSO)貸与型奨学金 ※日本人学生のみ

new(3)学びの継続のための学生支援緊急給付金 ※留学生も可

  ※(1)(2)のいずれも家計の急変による対応があります。制度の概要はこちらで確認してください。

  ※「家計急変対応」時の申込み手順についてはWebポータルでお知らせしていますが、不明な点があれば以下までご連絡ください。
  教学センター(学生支援課) MAIL:syougakukin@hagoromo.ac.jp(奨学金専用メールアドレス)  電話:072-265-7127

  ※(3)については、現在Webポータルを通して申し込み受付中です(5月29日の「お知らせ」参照)。6月12日が一次締切となっていますので注意してください(留学生も対象となります

 <大学の独自支援> ※以下すべて留学生も可

new(1)修学上の一律給付金(一人30,000円) ※給付方法は追ってお知らせします。

new(2)緊急対応奨学金(給付型、返還不要)対応

  継続修学の意志が明確でありながら、新型コロナウイルス感染症による家計の急変で継続修学が困難となった在学生の方を対象として、緊急対応奨学金(新型コロナ感染症対応)を実施します。これは、生計支持者の失業・廃業、生計支持者の収入激減により継続修学が困難となった学生を対象とするものです。公的支援を受けてもなお、継続修学が厳しい場合に、公的支援と学費(施設費、教育充実費を含む)との差額について支援を行います。緊急対応奨学金の募集については、6月初旬にWebポータルを通して行います。

   (3)学費の延納・分納対応

  従前から経済状況の急変などには学費の延納・分納の対応を取ってきましたが、新型コロナウイルス感染症による家計の急変で、延納・分納の対応を行います。納付期限までに納入が難しい場合は、072-265-7105(庶務会計課)までご相談ください。

   (4)学内奨学金(貸与型、無利子、卒業後返還)対応

  標準単位数を取得し卒業見込みである4年生を対象とし、学費の支払いが困難となった場合に、授業料を上限とする学内奨学金の貸与制度があります。貸与を受けた奨学金は卒業後計画的に返還(無利子)していただきます。これまで4年生のみを対象として運用してきましたが、今年度に限り3年生にも対応しますので、072-265-7105(庶務会計課)までご相談ください。

   (5)短期貸付金制度 ※新型コロナウイルス感染症対策として貸付限度額を2万円から10万円に引き上げました

  アルバイト収入の激減などで当座の生活費で困窮している場合には、最大10万円まで短期貸付を行います。特に下宿学生で家賃など当座の生活費に困っている場合は、早急に以下まで相談してください。

  教学センター学生支援課  MAIL:gakusei@hagoromo.ac.jp  電話:072-265-7127

 (6)テレワーク型アルバイトの提供

  Web授業(TA)、動画作成プロジェクト支援、オンラインオープンキャンパス、Web入試相談会などで在学生の皆さんにテレワークによるアルバイトの機会を提供する予定です。詳細は順次Webポータルでお知らせしますので、羽衣国際大学を一緒に盛り上げていきたい、という意欲ある皆さんの応募をお待ちしています。

 上記のほかにも、以下の各種公的支援がありますので、政府機関、各自治体の窓口に相談してください。→ 詳細はこちら

 

きみの可能性を、見逃さない。
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