<小野小町のもとに九十九夜通いつめた深草の少将(四位少将)は思いを遂げるのを目前に、百夜目に命を落としてしまう。
執心から怨霊となった少将は小町の霊に取りつき、小町の霊もまた成仏できずに苦しむ。二人の霊は救われるのであろうか…>
「通小町(かよいこまち)」は、観阿弥の時代から650年以上も続く能の名作。
重要無形文化財総合指定保持者である宝生流能楽師・辰巳満次郎氏(羽衣学園学術文化顧問)が主演します。
「通小町」上演前に「羽衣国際大学宝生流能楽部と美羽宝生会の自演会」を開催いたします。
辰巳満次郎先生の厳しい指導を受けた本学学生・卒業生の謡や仕舞を披露いたしますので、こちらもぜひご覧ください。
満次郎先生をはじめ、プロの能楽師が地謡を務める豪華な自演会となります。
会場となる堺能楽会館は日本で唯一個人が所有する能舞台。
堺の豪商「大澤徳平商店」八代目の妻によって昭和44(1969)年に大浜の地に造られました。
ビルの中にすっぽりと納まっているため外からはうかがい知れず、堺市民でも知っている人が少ないのですが、総ヒノキ造りに檜皮葺(ひわだぶき)の屋根、隆々たる鏡松を構えた本格的な能舞台です。
新春に日本の伝統芸能と堺の文化を味わってみませんか。
本学の能楽鑑賞会に、ぜひお気軽にご参加ください。
▽以下詳細▽
[日程]
・1月25日(土)
[開場]
・12:00
(受付12:00~14:15随時)
・「自演会」12:45~14:00
・「通小町」14:20~15:40
[参加費]
・無料
(全て自由席・先着順)
[定員]
・80名
(申込順)
[会場]
・堺能楽会館
※アクセスは添付の案内チラシをご覧ください。
[申込方法]
・「能楽希望」と記載し、ご氏名・参加希望者数・TEL・住所を明記の上、往復ハガキまたは、FAXかeメールにて、下記へ送付してください。
承った通信方法で受領通知を返信いたします。申込期限1/23(木)。
[案内チラシのデータ]
・こちらをクリック
公演当日は、受付にてご氏名をお申し出ください。
[担当]羽衣国際大学 学術情報・地域連携センター
〒592-8344 堺市西区浜寺南町1-89-1
TEL. 072-265-7145 / FAX. 072-265-7008
メール shakoza@hagoromo.ac.jp