教授

古市卓也Furuichi Takuya

生化学、植物生理学、食と健康

主な職歴

岐阜女子大学家政学部健康栄養学科　准教授
名古屋経済大学人間生活科学部健康栄養学科　教授

専門研究分野

〈専門分野〉
生化学、植物生理学、食と健康

〈具体的内容〉
植物の環境ストレス応答機構、忍者の携帯食と食事

〈キーワード〉
宇宙環境、細胞内情報伝達、兵糧丸

主要研究業績

区分		著書名・論文名・論題名等	掲載誌／巻･号／発行所／学会名／ページ／学会開催場所等	発行・発表年月
論文	共	Gravity sensing in plant and animal cells.	npj Microgravity 7, 2	2021.2
論文	共	The gravistimulation-induced very slow Ca2+ increase in Arabidopsis seedlings requires MCA1, a Ca2+-permeable mechanosensitive channel.	Scientific Reports 11, 227 https://doi.org/10.1038/s41526-020-00130-8	2021.1
論文	共	The gravistimulation-induced very slow Ca2+ increase in Arabidopsis seedlings requires MCA1, a Ca2+-permeable mechanosensitive channel.	Scientific Reports 11, 227 https://doi.org/10.1038/s41598-020-80733-z	2021.1
論文	共	Molecular mechanisms of plant growth and development in the ISS, a closed environment under microgravity.	Frontiers in Physiology Proceedings of the 2019 ISGP Meeting. Frontiers Media SA, 39-41.	2020.12
論文	共	忍者携帯食・兵糧丸を活用した機能性保存食の検討	名古屋経済大学自然科学研究会会誌 50: 1-5.	2019.9
論文	共	忍者の食生活と栄養評価	名古屋経済大学自然科学研究会会誌 50: 6-14.	2019.9
論文	共	A Cyclic Nucleotide-Gated Channel, HvCNGC2-3, Is Activated by the Co-Presence of Na+ and K+ and Permeable to Na+ and K+ Non-Selectively.	Plants. 7, 61; doi:10.3390/plants7030061.	2018. 7
著書	共	Molecular Mechanisms of Mechanosensing and Mechanotransduction.	Plant Biomechanics. Springer, 375-397.	2018.6
著書	共	第１章　人体の構成	Visual 栄養学テキスト「人体の構造と機能および疾病の成り立ち　Ⅱ　生化学」1-9.	2016.11

その他の活動（所属学会・社会的活動等）

日本植物生理学会
日本植物学会

主な担当科目

生化学
生化学実験
免疫学

公開講座等

公開講座等名	題名	実施年度
あべの市民セミナー（大阪市立阿倍野市民学習センター）	くらべてみよう！わたしたちの“ごはん”と忍者の“ごはん”	2021. 3. 27

思い出に残っている仕事・授業・研究

植物が重力を感じる仕組みを探索する研究では国際宇宙ステーション（ISS）での栽培試験を行ったほか、航空機によるパラボリックフライトに搭乗して、身をもって微小重力を体験しました。普通の生活の中で気にすることのない重力の影響、必要性を強く実感した、貴重な機会でした。

受験生・学部生へのメッセージ

食物から摂取する「栄養」は日本で暮らす我々には重力とおなじように「当たり前に存在」するもののひとつかもしれませんが、毎日の生活・健康を支える大切な要素です。その役割、大切さを学ぶことは人生をより豊かにする教養です。色々なことにチャレンジしながら、ともに学んでいきましょう。

趣味・特技

パン・お菓子作り。毎年クリスマス前には留学先のドイツで教えてもらったシュトーレンなどを作って、ゼミ生と楽しんでいます。