所属:現代社会学部
職位:教授
取得学位:博士(経済学/民際学)
専門分野 | 多文化共生論、ダイバーシティーマネージメントと異文化経営 |
具体的内容 | 「多様性の活用による組織や社会の発展について」、「多文化共生」や「スリランカ」について研究している。 |
キーワード | 多文化共生、ダイバーシティー&インクルージョン、スリランカ |
区分 | 著書名・論文名・論題名等 | 掲載誌/巻・号/発行所/学会名等 | 発行・発表年月 | |
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著書 | 単 | 『違うから楽しい・違うからできること』 |
岩崎書店 |
2023.3 |
著書 | 単 | 「中国に借金漬けにされた祖国・スリランカ」『2023年の論点』 |
文藝春秋 |
2023.1 |
雑誌 | 単 | 「“違い”と関わり合いみんなが共に笑いあえる未来を」 |
『大学の約束2016-2017』リクルート |
2016.9 |
著書 | 単 | 「国内政策の失敗を移民拡大でごまかすな」 |
『文藝春秋オピニオン2016年の論点100』文藝春秋 |
2015.11 |
著書 | 単 | 『ブッダの歩く神秘の国スリランカ』 |
キノブックス |
2015.9 |
著書 | 単 | 『日本で知った「幸せ」の値段』 |
講談社 |
2013.9 |
著書 | 単 | 『日本的経営は、海を越えられたか!?』 |
現代書館 |
2006.5 |
著書 | 単 | 『Japanese Management in Sri Lanka』reality or wishful thinking |
K&S, Sri Lanka |
2006.4 |
著書 | 単 | 「Japanese style of Management in Sri Lanka」 |
『The Distant Neighbors』Sri Lanka Association of Economics |
2003.5 |
公開講座等名 | 題名 | 実施年度 |
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東京消防庁 | 安全・防災と国際化対策 | 2016 |
文化庁 | 日本語教育大会 | 2010 |
羽衣国際大学第26回一般公開講座 | 「普遍と個性」 | 2010 |
思い出に最も残っている仕事は、大学教員として、学生とともに国内外を「歩く、見る、聞く、感じる」を通して学んだことを基に授業で熱く議論を交わしたことです。そのほかでは、在日外国人に情報提供のために立ち上げた携帯端末を介した多言語ポータルサイトの宣伝を「ひっさげて」日本全国のエスニックコミュニティーを歩いたことや、講演の仕事で、日本各地を巡ることです。
自分はこうであると決めつけず、完成させない勇気をもっていただきたい。常に好奇心に満ち溢れる、まるで幼児のような気持ちをもち続けていただきたい。恐れることなく積極的に多くの違った価値観に触れて頂きたい。違いを楽しみ、多く学び、力にかえていただきたい。先日、毛利元就が取り上げられた番組を見ました。「1本の矢は折れず、3本の矢は折れない」と元就の逸話が真かの実験が行われました。まず1本を折ってみる。言うまでもなく折れた。次に3本で試みる。3本でも折れる!予想外の結果であった。つまりこの話の落ちは元就が嘘つきであるということになろう。しかし次の瞬間私自身の頭を過ぎったことがあります。それは、3本では折れたかもしれないが、10本の矢を束ねたら折れないのではないか。1本が1つの違う価値観として考えた場合、どれほど大きな違いの束を各々が束ねられるかを、是非羽衣国際大学在学中に競ってもらいたい。その姿勢が、各自が強く折れにくく、あらゆる事柄に柔軟に対応できる人間として育ててくれるに違いありません。数多くの違いを束ねられる人ほど、そしてそのような人間が社会で多くなるほど、他者の気持ちに思いを馳せられる穏やかでやさしい地域や世界になっていきます。私たちが抱えているあらゆる問題の解決糸口は多様性を力にすることに尽きるのではないでしょうか。皆さんの成長に大いに期待したい。
空手(全国空手道連盟公認四段・公認指導員・審判員)
落語(社会人落語日本一決定戦初代準優勝)