バドミントン
クラブ

第１章　総則
（名称）
第１条　羽衣国際大学（以下「本学」という。）にバドミントンクラブを置き、羽衣国際大学バドミントンクラブ（以下「当クラブ」）と称する。
（理念）
第２条　当クラブは「スポーツ・文化的活動を通じ、互いにかけがえのない存在となり、自身のクラブの成長力を通じ大学と社会に貢献できる人材の育成」を理念とする。
２　当クラブは、本学の建学の精神である「『愛真教育』を基盤とした『自由・自主・自律・個性尊重の人間教育』を通して、社会に有為な人材を育成する」という羽衣の人間教育の原点を元ににし、時代の常識を疑い偏見から自由であること、つねに自主的にものごとに取り組み考え抜くこと、謙虚さをもって自らを律すること、及び自らの個性とともに他者の個性を尊重することにクラブ活動と学生生活を通じて具体的に挑戦する。
３　当クラブの活動指針は、次のとおりとする。
　⑴　総合的な学力の向上、競技力・組織運営力の向上、人物的品格の向上を目指し活動する。
　⑵　学生としての、さまざまな学びを通じ自走できる範囲（自立した、自己管理レベルの高い）を増やすこと。その上で競技スポーツ・バドミントンの楽しさと魅力を表現し発信すること。
　⑶　アントラージュの方々と共に発展的なスポーツコミュニティを形成し、地域や他大学、他団体と協力し、より充実した活動環境の形成を目指す活動を行う。
（目的）
第３条　当クラブは、羽衣国際大学の使命である「これからの共生社会において主体的に行動する実践的職業人」となるため、「文武不岐の実践により人間力を高める」こと
を目的とする。
（活動）
第４条　当クラブは、前条の目的を達成するために次の活動を行なう。
　⑴　原則として、公益財団法人日本バドミントン協会、全日本学生バドミントン連盟及びその傘下にある大会並びに普及・育成・強化を目指した大会・活動に参加する。
⑵　競技力向上・人材育成の確認のため、定期的に様々な測定及び研修を実施する。
⑶　国際大学のクラブとして、国際的なスポーツ活動に参加し、国際的感覚を養うこと。
⑷　練習スケジュールは、レベルに応じて調整するが基本的には週６日をベースとする。
⑸　その他目的の達成のために監督の認めた活動を行なう。
第２章　組織
（組織）
第５条　当クラブは本学に在籍し、部長、顧問及び監督が入部を認めた学生をもって組織する。
２　スポーツ推薦入学者又は特待生と他の入学者は、活動における調整範囲は異なるものとし、その範囲は、別に定める。
（入退部等）
第６条　クラブ生の入部資格、入部、休部又は退部の手続きは、次のとおりとする。
⑴　当クラブに入部できる者は、本学の学生で、かつ、第２条及び第３条に賛同する者とする。
⑵　休部又は退部を希望する者は、所定の様式により休部届又は退部届を提出し、部長、顧問及び監督の承認を得るものとする。
⑶　正規クラブ生でなく、「練習生・ビジター」として参加する者は、別にルールを定める。
⑷　クラブ生としてふさわしくない不適格な活動・行動を継続するものはクラブ除籍となる場合がある。
（クラブ生の権利及び義務）
第７条　クラブ生は、第３条に定める目的遂行に関して権利を有する。
２　クラブ生は、相互の協力のもとに学生スポーツの精神に基づき第３条の目的遂行に努め、本部則に従うものとする。
３　クラブ生は、クラブ活動以前の基本として、体調管理、適正な生活時間の徹底、履修授業への出席、単位取得、進級・卒業を目指し、学生としての学習と成長のための努力を怠らないものし、一般学生の模範となるよう、身なりと言動には注意を払わなければならない。
４　取得単位過少の者は、別表に基づき活動制限を設ける。
５　クラブ生は、次に定める禁止事項を行ってはならない。
⑴　活動への遅刻、無断欠席
⑵　バイク又は自動車での通学、練習、大会会場入り
⑶　喫煙
⑷　その他活動を乱す行為
第３章　役員
（役員）
第８条　当クラブに次の役員を置く。
⑴　運営の責を負うものとして、監督を置き、必要に応じてコーチを置くことができる。
⑵　部の健全な運営を確認するため、部長及び顧問を置き、任期は、羽衣国際大学課外活動規程の規定に準ずる。
⑶　学生役員は、主将、副主将、主務及び会計とする。
⑷　前号の規定にかかわらず、役員とは別に、副務、学連担当などを置くことができる。
（任命又は解任）
第９条　各役員の任命又は解任は次のとおりとする。
⑴　部長、顧問及び監督は、学長によって任命又は解任される。
⑵　コーチは、監督推薦のもと、学長によって任命又は解任される。
⑶　学生役員は、クラブ生の意見を聞き、監督によって任命又は解任される。
（任務）
第10条　各役員の任務は次のとおりとする。
⑴　監督は、当クラブのすべての運営の責を負う。
⑵　部長及び顧問は、活動の健全な運営について助言、指導を行う。
⑶　コーチは、監督を補佐し学生の指導に当たる。
⑷　主将は、クラブ生を代表し、当クラブを統括する。
⑸　副主将は、主将を補佐し、それぞれの担当部署を統括する。
⑹　主務は、当クラブの運営上の事務を統括する。
⑺　副主務は、主務を補佐する。
⑻　部費の出納管理の担当者（主務・会計）は、定期的に部長（顧問）と確認を行うものとする。
⑼　全各号に定めるもののほか、当クラブの活動・運営のために必要と認める役割担当者を置き、当クラブの運営に努める。
第４章　会計
（部費の納入等）
第11条　クラブ生は、当クラブが別途定める部費を、当クラブが別途定める支払期限までに納入しなければならない。
２　前項のほか、合宿費、遠征費その他の費用が必要であるとして部長及び監督の承認を得た場合には、クラブ生は、その費用を当クラブが別途定める期限までに納入しなければならない。
３　部費については、活動レベルにより、その負担額は異なる。
（部の会計、収支報告）
第12条　当クラブの会計担当者は、会計帳簿を作成し、当クラブの財産、損益等を記録、管理しなければならない。
（会計年度並びに予算及び決算）
第13条　当クラブの会計年度並びに予算及び決算は次のとおりとする。
⑴　当クラブの会計年度は、毎年３月１日から翌年２月末日までとする。
⑵　予算は、クラブ生総会の議を経て、部長、顧問及び監督の承認を受けなければならない。
⑶　決算は、翌年３月末日まで（その日が、土曜、日曜又は祝日等に当たる場合は、繰り上げる。）に終了し、スポーツ振興課の会計監査を受け、部長及び顧問の承認を得なければならない。
（支払い手続）
第14条　クラブ生は、当クラブの活動に必要な手続き（遠征費、宿泊費、備品の購入費等）には、少額の支出である場合を除き、事前に部長、顧問及び監督の承認を得るものとする。
２　クラブ生は、当クラブの活動に必要な支出を行った際には、当該支出にかかる領収書等を会計担当者に提出しなければならない。
（大学からの支援）
第15条　強化クラブの活動として、本学、学友会及び教育後援会から活動にかかる経費の補助が受けることができる。
２　経費の補助は、原則として、大会参加費及び交通費並びに学外施設費、広告費及び共有備品とする。
３　学業を優先しない者（授業欠席過多等）に対しては、本学からの支援は受けられない。
第５章　賞罰
（処分）
第16条　賞罰に関することは、羽衣国際大学学則及び羽衣国際大学学生賞罰規程に準ずる。ただし、次のような行為があった場合は、大学スポーツ委員会において処分が検討されるものとする。
⑴　正当な理由なく、遅刻、早退、無断欠席を重ねたとき。
⑵　酒気を帯びて競技を行ったとき。
⑶　日本アンチドーピング規程が定める禁止薬物の使用、八百長行為その他スポーツマンシップに反する行為を行ったとき。
⑷　当クラブの品位を害し、当クラブ又は当クラブ員の名誉を棄損又は信用を失墜させる行為を行ったとき。
⑸　その他前各号に準ずるような、当クラブ員としてふさわしくない行為を行ったとき。
２　前項の規定にかかわらず、スポーツ推薦入試又は内部指定校推薦入試で入学した者で、授業料免除又は減免の特待を受けている者に対する、その特待の取消しについては、羽衣国際大学強化指定クラブ規程第５条第２項の規定による。

第６章　個人情報
（個人情報の取り扱い）
第17条　個人情報保護に関することは、学校法人羽衣学園個人情報の保護に関する規程その他関係法令の規定に準ずる。
第７章　部則改正
（部則改正）
第18条　当部則の改正については、部員総会の議を経て、監督が決定する。

附　則
　この規程は、令和６年４月９日から施行し、令和６年４月１日から適用する。

別表（第７条第４項関係）　
取得単位過少者　活動制限