ご挨拶

本学園は、大正12年の羽衣高等女学校創立当初より、世界的視野にたち社会に貢献できる有能な人材育成を目指し、先進的な教育法を進んで取り入れて実践してまいりました。
また、学生・生徒一人ひとりの在学が学園の名誉であるという思想をどの時代にも根底に据えて、その時代に相応しい教育の創造に努めてまいりました。

昭和22年の羽衣学園中学校、翌年の羽衣学園高等学校の開校に続き、昭和39年には羽衣学園短期大学を開学し、更に新しい世紀の到来とともに国際化・情報化に対応すべく平成14年には羽衣国際大学を開学し、都市型総合学園として、たゆまぬ改革を行ってまいりました。
そのような中、平成24年10月に学園創立90周年・大学開学10周年記念行事を行い、創立90周年にあたる平成25年4月から、男女共学の社会に即した新たな教育展開を図るべく、羽衣学園中学校・羽衣学園高等学校では、男女共学化を実施し、創立100周年に向けた新たな一歩を踏み出しております。男子生徒の入学者も増え、以前にも増して活気がある校内になってまいりました。

教育界を取巻く環境は依然、厳しい状況下にありますが、本学園では現代社会や地域社会が求める教育を常に探求し、かつ地域に信頼され選ばれる学園であり続ける努力をお約束し、「自由・自主・自立を尊び、個性を重んじ、豊かな知性と健やかな心身を育てる人間教育」という建学の精神のもと、学園の総力を結集して学生・生徒の教育・研究に取り組んでまいる所存です。

松井 基純

学校法人 羽衣学園 理事長 松井 基純

学校法人 羽衣学園
理事長 松井 基純